この記事の目次
1. アンコール・ワット(Angkor Wat)
アンコール遺跡といえば、アンコール・ワット。敷地は東西1.5km、南北1.3km、幅200mの堀で囲まれ、アンコール遺跡群の中でも最大の規模を誇る宗教寺院です。
見所の一つ、第一回廊にあるヒンドゥー教の天地創造神話「乳海攪拌」を描いた巨大壁画。50メートルもあるそうです。
内壁に美しいデヴァター(女神)が彫刻されている第二回廊。
急勾配の石段を登る第三回廊。傾斜は65度にもなるそうです。
早朝のアンコール・ワットも必見です。朝焼けに照らされたアンコール・ワットのシルエットが水面に映る光景は見事です。
2. アンコール・トム(Angkor Thom)
アンコール遺跡のもう一つの見所「アンコール・トム」。クメール王朝史上最大の都市跡で、周囲12kmの四角い堀と城壁に囲まれ、内部には王宮や寺院など約80の建造物が点在しています。
アンコール・トムの中核・バイヨン寺院にある54基の四面仏顔塔。口元に微笑を浮かべた観世音菩薩が訪れるものを穏やかに迎えてくれているようですね。
3. タ・プローム(Ta Prohm )
ジャヤヴァルマン7世の母を祀った仏教寺院。この遺跡は発見当時のまま保存されています。
巨大なガジュマルが遺跡を包み込む姿は「天空の城ラピュタ」のようですね。
©flickr/abby chicken photography
©flickr/permanently scatterbrained
4. バンテアイ・スレイ(Banteay Srei)
10世紀に建立されたヒンドゥー教の寺院。壁面の精巧で深くほられた彫刻は、アンコール遺跡の中でも一番の美しさです。
中央祠堂に彫り込まれた女性像(デヴァター)は「東洋のモナリザ」と称されています。
5. ロリュオス(Roluos)
アンコール遺跡群の中でも最も古い遺跡。アンコール朝が初めて王都を置いた地で、最初のピラミッド型寺院「バコン寺院」は必見です。
一度は行ってみたい世界ランキングで常に上位に入るアンコール遺跡群は、今回ご紹介したところの他にも見所がたくさんあります。「東洋の神秘」とも称される壮大な遺跡群をじっくりと満喫したいものですね。
MEMO
名称 | アンコール遺跡(Angkor) |
遺跡入場券 | 1日券:$20、3日券:$40、7日券:$60 |
HP | DTACカンボジア観光情報局HP |