チャンド・バオリ(Chand Baori)
インド西部、ラージャスターン州アブハネリ村には、幾何学模様を描く、なんとも不思議な巨大建造物が存在します。
これは「チャンド・バオリ」と呼ばれる井戸。その深さは約30メートル、インドで最も深く大きな階段井戸の一つです。
この階段井戸が造られたのは9世紀ごろ。この地方は半乾燥の水源に乏しい地域で、干ばつの時でも水面に容易に使づけるように階段状の井戸が造られたそうです。
芸術的な幾何学模様
規則的に配置された13階層、3500段の階段が創りだす幾何学模様は芸術そのもの。
左右対称の建造物を包む込むように配置された階段。神殿のようですね。
光と影のコントラストが美しいです。映画の撮影場所にも使われているそうです。
この角度からの眺めは特に美しいです。
なんとも不思議で、美しい空間ですね。一度は訪れてみたいスポットです。