レマン湖に浮かぶ幻想的な古城。スイスで一番人気のお城『シヨン城』

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シヨン城(Chateau de Chillon)

スイス・モントルー郊外、レマン湖の畔に佇む古城「シヨン城」。湖に突き出た岩場に立つ姿は、まるで湖に浮かんでいるように見え、その幻想的な美しさからスイスで一番人気のお城として、多くの人が訪れる人気のスポットです。

この地は、イタリアとフランス方面を結ぶ街道上にあり、そこを通過する物品に関税をかけるために設置された関所が「シヨン城」の始まりとされています。この幻想的な美しさは、ルソーやユーゴーなど多くの詩人や画家を魅了し、シヨン城をテーマにした作品を数多く残しています。

城内では、中世そのままの興味深い部屋や資料などを見学できます。

シヨン城の一番の見どころが「ボニヴァールの牢獄」。ここは、宗教改革家・ボニヴァールが実際に幽閉された地下牢で、イギリスの詩人・バイロンの『シヨン城の囚人』は彼をモチーフにしてうたわれたものです。

こちらは、城主の食堂。

当時の寝室。

歴代城主の紋章。

これは当時のトイレだそうです。

シヨン城の横の船着場からモントルーまでは船が出ています。シヨン城を含むこの辺りはレマン湖畔の中でも最も美しいといわれていますので、レマン湖を湖蒸気船でゆったりクルーズなんかもステキですね。