モハーの断崖(The Cliffs of Moher)
海岸線の美しさと緑豊かな大地が魅力のアイルランド。そんなアイルランドの中でも特に高い人気を誇る絶景スポットが今回ご紹介する「モハーの断崖」です。
モハーの断崖は、アイルランド西部のクレア州に位置する大西洋に面した断崖絶壁。最も高い所で200mを超える切り立った断崖絶壁が約8kmにもわたって続いています。
約3億2000年前、この地域は大きな川の河口に位置しており、上流から運ばれた土砂がこの一帯に堆積して岩の層になったそうです。
厳しくも美しい自然の造形美
モハーの断崖と大西洋の絶景を望むならば、最高地点(約214m)に建つオブライエン塔(O’Brien’s Tower)付近がおススメです。この塔は 1853年に当時の領主コーネリアス・オブライアンが展望台として崖の最も高いところに建てたもの。
晴れていればゴールウェイやアラン諸島まで見渡すことができます。
オブライエン塔の近くにはビジターセンターもあり、どうやって断崖絶壁ができたのか、どういう動物が生息しているのかなどの説明をわかりやすく展示しています。
夏期には海上からモハーの断崖を眺めるクルーズも出港しています。海上から見る景観も迫力満点、迫りくる断崖絶壁に圧倒されます。
厳しくも美しい自然の造形美に圧倒されること間違いなしです。一度は訪れてみたいスポットです。