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日本は美しい四季に恵まれ、四季折々に違った姿を見せる名所がたくさんあります。今回は、「春夏秋冬訪れたい日本の名所シリーズ」第10弾として、四季を通じて美しい表情を見せる函館(北海道)を代表する観光地「五稜郭」をご紹介します。
五稜郭(ごりょうかく)
©函館国際観光コンベンション協会
榎本武揚や土方歳三らが明治新政府軍と戦った、戊辰戦争最後の地「五稜郭」。1914年(大正3年)から五稜郭公園として一般開放され、函館を代表する観光地となっています。復元された箱館奉行所や築造当時から現存する兵糧庫などを見ることができます。
稜堡(りょうほ)と呼ばれる5つの突角を配し、美しい星型を形作る外観から五稜郭と呼ばれています。徳川幕府の命を受けた蘭学者武田斐三郎が設計を手掛け、1864(元治元)年に完成した、日本初の西洋式城郭です。
© 国土画像情報(カラー空中写真) 国土交通省
五稜郭を眺望する107mの「五稜郭タワー」からは、函館市街や津軽海峡も遠望でき、箱館戦争の歴史を語る資料なども展示されています。
五稜郭の春夏秋冬の風景
【春】桜の名所として名高い五稜郭。星形の城郭一面に咲き誇る1600本の桜は見事です。
©函館国際観光コンベンション協会
【夏】夏の緑は力強さを感じます。
【秋】赤や黄に色づいた様子もキレイです。
【冬】雪化粧をした五稜郭の堀が電飾でライトアップされ、五稜の星型が幻想的に浮かび上がります。
©函館国際観光コンベンション協会
MEMO
名称 | 五稜郭(ごりょうかく) |
住所 | 北海道函館市五稜郭町44 |
電話 | 0138-40-3605(函館市住宅都市施設公社) |
時間 | 5:00~19:00(4~10月)、5:00~18:00(11~3月) |
料金 | 園内無料※(函館奉行所)一般:500円、学生:250円 |
HP1 | 特別史跡五稜郭跡 |
HP2 | 函館奉行所 |
HP3 | 五稜郭タワー |