世界最後の秘境『ギアナ高地』
ギアナ高地は南米北部、ベネズエラ、ブラジル、ガイアナなど南米の6つの国と地域にまたがる高地帯です。
ギアナ高地の中心に位置するのがベネズエラのカナイマ国立公園。面積は30,000平方km以上(関東地方よりやや狭い)で、そのほとんどが今だ未開拓なため「世界最後の秘境」と呼ばれています。
100を超えるテーブル・マウンテン
カナイマ国立公園には、巨大なテーブルのような台地(テーブル・マウンテン)が点在しています。風雨の浸食で硬い地質だけがテーブル状に残ったもので、その標高は高いもので約3000mに及びます。
標高は高いもので約3000mに及びますが、テーブルマウンテンの上にヘリコプターで行けるツアーなどもあります。テーブルマウンテンの頂上は、下界と隔離されているため、独特の地形、独自の進化を遂げた動植物が生きる、まさに秘境と言える場所です。
落差979mのエンジェルフォール
ギアナは「水の国」と言う意味で、その名の通り、いたるところに滝や川が流れています。その中でも一番の見所は、ギアナ高地の中で最も大きいテーブルマウンテン「アウヤンテプイ」から流れ落ちるエンジェルフォールです。
なんとその落差は約979m!!!落差があまりにも大きいため、水は途中でしぶきとなって消えてしまい滝壺ができないそうです。凄い迫力ですね。
©flickr/Erik Cleves Kristensen
地球の息吹を感じる圧倒的な存在感、『世界最後の秘境』の名に相応しい場所です。一生に一度は訪れてみたいスポットですね。
MEMO
名称 | カナイマ国立公園 |
HP | protectedplanet.net |