日本一美しいダム「白水ダム」
大分県竹田市にある「白水ダム」。流れる水がまるで白糸のレースように美しく落ちてゆく様子から、「日本一美しいダム」や「ダムの女王」といわれる人気のダムです。
白水ダムは、正式には「白水溜池堰堤(はくすいためいけえんてい)」。阿蘇の外輪山を水源として大分県を東西に流れる大野川に1938年に作られたもので、国の重要文化財に指定されています。
白糸のレースのような美しい水の流れ
サーッっという爽やかな水音を響かせながら、白糸のレースのように滑らかに流れ落ちる姿は、吸い込まれるような美しさです。
なぜこのような美しい流れのダムを作ったかというと、この辺りは阿蘇山の火山性地質で地盤が弱いので、それを補うために水が両側から緩やかに曲線を描いて流れ落ちるように設計され、水圧を抑えているからなんです。
ダムの右岸と左岸で異なる光景
白水ダムへのアクセスは、ダムの右岸と左岸でルートが異なります。小さいダムですが、右岸と左岸を直接行き来することができませんので、それぞれ別のルートで行く必要がありますのでご注意を。ダムの左岸からは、ダムの全景を見上げることができ、白糸のレースが上から舞い降りてくるような感覚を覚えます。
右岸は、ダムより高い位置にあるので、ダムの全景を見下ろすことができます。水を湛えた溜池、そこから水が流れ落ちる様子を見ることができます。この付近は紅葉の名所としても知られ、秋になると水の流れに鮮やかな紅葉が見事に映えます。
美しいです。さすが日本一美しいダムと称されるだけのことはあります。一度は訪れてみたいスポットです。
名称 | 白水ダム(はくすいダム) |
住所 | 大分県竹田市荻町 |
HP | 竹田市観光ツーリズム協会 |