旧幌加駅跡(きゅうほろかえきあと)
北海道上士幌町の森の中に、哀愁漂う「駅跡」がひっそりと残されています。帯広から北へ約69kmのところにある旧国鉄士幌線の「旧幌加駅跡」。
かつて幌加駅の周辺は林業を中心に栄え、昭和37年頃には約80軒の建物があり、350人程が暮らしていたそうです。しかし時代の流れとともに林業は衰退して人が離れ、昭和53年に鉄道の駅としての役目を終えたそうです。
森に静かに眠る哀愁漂う姿
旧幌加駅跡の駅舎は取り壊されて残っていませんが、ホームや線路は昔のまま残されています。その哀愁漂う姿は鉄道ファンだけでなく、多くの人を惹きつけています。
最初に出迎えてくれる案内板。この案内板のフレームは、士幌線の線路が使われています。
案内板から更に歩くと、線路が見えてきます。この線路の切替えポイントは、実際に手動で動かすことができるそうです。
夏にはルピナスの花が咲き、良い香りに包まれます。
これはポストでしょうか?何か哀愁を感じます。
ここがホームだった場所。時の流れとともに草に覆われ大きな木がホーム上で伸びています。
いかがですか?ノスタルジックな気分に浸れる場所ですよね。旧幌加駅跡は国道273号線のすぐ側にあり、アクセスも比較的容易ですので、機会があれば是非訪れてみてください。
MEMO
名称 | 旧幌加駅跡(きゅうほろかえきあと) |
住所 | 北海道河東郡上士幌町幌加 |
HP | 上士幌町観光協会 |