宮城県白石市、蔵王連峰を背にした谷あいに湧く「鎌先温泉」。開湯は1428年。古くから切り傷に効く奥羽の薬湯として知られ、伊達政宗も浸かったと伝わる名湯です。そんな鎌先温泉には、日帰り入浴を楽しめる旅館などもあり、多くの温泉客で賑わいを見せています。そこで今回は、鎌先温泉で人気の日帰り温泉スポットを3ヶ所、ご紹介します。
1. にごり湯の宿 湯守 木村屋
元禄元年(1688)創業の老舗旅館「にごり湯の宿 湯守 木村屋」。2つの自家源泉から湧くにごり湯が楽しめる温泉自慢のお宿です。日帰り入浴も受け付けており、源泉100%かけ流しのにごり湯が楽しめる最上階の展望露天風呂をはじめ、鍾乳洞のような雰囲気の混浴風呂や、広々とした男女別の大浴場など、多彩なお風呂で湯あみを堪能できます。
名称 | にごり湯の宿 湯守 木村屋 |
住所 | 宮城県白石市福岡蔵本字鎌先1-51 |
時間 | 11:00~15:00(土曜日と休前日は~14:00の場合あり) |
料金 | 大人:500円、子ども:300円 |
電話 | 0224-26-2161 |
HP | にごり湯の宿 湯守 木村屋 |
地図 | Googleマップ |
2. 鎌先温泉 すゞきや旅館
明和元年(1764年)創業の「すゞきや旅館」。老舗ならではのおもてなしと季節の旬味を取り入れた和会席料理が自慢です。温泉は、古代檜の露天風呂や御影石で造られた石風呂、金色のタイルを張った黄金風呂で湯あみを堪能できます。日帰り入浴も可能で、宿自慢の和会席のランチと温泉入浴、個室での休憩がセットになった日帰り温泉プランを用意しています。
名称 | 鎌先温泉 すゞきや旅館(すずきやりょかん) |
住所 | 宮城県白石市福岡蔵本鎌先1-38 |
時間 | 11:00~15:00 |
料金 | 会席ランチ+温泉入浴:5500円 |
電話 | 0224-26-3111 |
HP | 鎌先温泉 すゞきや旅館 |
地図 | Googleマップ |
すゞきや旅館 日帰り温泉プラン
『すゞきや旅館』⇒ じゃらん
3. 鎌先温泉 最上屋旅館
寛政元年(1789年)創業の「最上屋旅館」。老舗の風格漂う木造2階建ての純和風旅館です。温泉は、鉄分を多く含み「奥州の薬湯」と称される茶色の濁り湯。日帰り入浴も可能で、立ち寄り湯はもちろん、昼の和膳と温泉入浴のセットや、個室が利用できるプランなど、多彩な日帰り温泉プランを用意しています。
名称 | 鎌先温泉 最上屋旅館(もがみやりょかん) |
住所 | 宮城県白石市鎌先温泉1-35 |
時間 | 10:00~18:00 |
料金 | 大人:500円、子ども:250円 ※その他、日帰り温泉プランあり |
電話 | 0224-26-2131 |
HP | 最上屋旅館 |
地図 | Googleマップ |
4. 温泉を楽しんだ後は、白石の名所めぐり!
白石城の城下町として栄えた白石市には、白石城や武家屋敷、商家の蔵など、名所や旧跡が点在しています。鎌先温泉から白石城まで車で10分ほどなので、鎌先温泉で温泉を楽しんだ後は、白石の名所まで足を延ばしてみてはいかがでしょうか?
4-1. 白石城
photo by 宮城県観光課
天正年間(1573年~92年)に築城され、慶長7年(1602年)から伊達家重臣であった片倉小十郎が居城した白石城。明治初期に取り壊されましたが、現在は三階櫓(天守閣)が復元されて一般公開されています。春は、桜の名所として知られ、春になると約400本の桜が一斉に咲き誇り、夜にはぼんぼりに灯された幻想的な夜桜を楽しむことができます。
名称 | 白石城 |
住所 | 宮城県白石市益岡町1-16 |
時間 | 9:00~17:00 |
料金 | 大人:300円、子ども:150円 |
電話 | 0224-24-3030 |
HP | 白石城 |
地図 | Googleマップ |
4-2. 武家屋敷(旧小関家)
photo by 宮城県観光課
photo by 宮城県観光課
白石城の北に位置する後小路(うしろこうじ)には武家屋敷が残されています。享保15年(1730)に建築された片倉家の家臣・小関家の屋敷で、内部を見学することができます。
名称 | 武家屋敷(旧小関家) |
住所 | 宮城県白石市西益岡町6-5-40 |
時間 | 9:00~17:00(11月~3月は9:00~16:00) |
料金 | 200円 |
電話 | 0224-24-3030 |
地図 | Googleマップ |