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日本は美しい四季に恵まれ、四季折々に違った姿を見せる名所がたくさんあります。今回は、「春夏秋冬訪れたい日本の名所シリーズ」第9弾として、四季を通じて美しい表情を見せる日本三名橋の一つ「錦帯橋」をご紹介します。
錦帯橋(きんたいきょう)
日本三名橋の一つに数えられている「錦帯橋」。山口県岩国市を流れる錦川に架かる五連の反り橋で、延宝元(1673)年、岩国藩主吉川広嘉によって創建されました。
長さ193.3m、幅5m、巻きガネとカスガイを使った木組みの技法で造られており、釘は1本も使われていません。1922年 (大正11年) には国の名勝に指定されています。
独創的なアーチは、春の桜や秋の紅葉など、四季折々の自然と調和した美しい風景を創りだします。
錦帯橋の春夏秋冬の風景
【春】錦帯橋の付近一帯は桜の名所として知られ、錦川土手のソメイヨシノやヤエザクラなど3000本が咲き競い、錦帯橋を美しく彩ります。
【夏】毎年8月には「錦川水の祭典花火大会」が催されます。錦帯橋の上空に約6000発の花火が打ちあがります。
【秋】紅葉に彩られた錦帯橋。錦帯橋近くの紅葉谷公園もおススメです。
【冬】雪化粧した錦帯橋。あまり雪が降らない地域のため貴重な姿です。
写真提供:山口県観光連盟
MEMO
名称 | 錦帯橋(きんたいきょう) |
住所 | 山口県岩国市岩国 |
電話 | 0827-29-5116(錦帯橋世界遺産推進室) |
料金 | 渡橋料 大人300円、小人150円 |
HP | 錦帯橋 |