ヘリガンの失われた庭園(The Lost Gardens of Heligan)
イギリス西部、コーンウォール地方のセント・オーステルに不思議な名を持つ庭園があります。その名も「The Lost Gardens of Heligan(ヘリガンの失われた庭園)」。
この場所は、かつてこの地を所有していたトレメイン家の大規模な農園でした。しかし、1914年の第一次世界大戦の余波で放置、1991年まで世間の人々から完全に忘れ去られ、荒れ放題の廃墟と化していました。
その後、庭園を復活させる試みが始まり、現在は牧場や花畑、植物園など、植物をテーマにした複合施設として生まれ変わりました。
巨像が静かに眠る庭園
この庭園を有名にしたのが、ウッドランドと呼ばれるエリア。ここには緑で覆われた巨像たちが眠っています。その中でも特に有名なのが「眠れる森の女神」と呼ばれるこの像。土に溶け込むように眠る存在感のある像です。
こちらは「The Gian’s Head」と呼ばれている大きな頭の巨像。見開いた目がちょっと不気味で、頭部に生えた草はフサフサの髪のようです。
「眠れる森の女神」の姉妹といわれる像。穏やかな寝顔ですね。
なんとも不思議な空間ですね。一度は訪れてみたい不思議なスポットです。
MEMO
名称 | The Lost Gardens of Heligan(ヘリガンの失われた庭園) |
住所 | Pentewan, St Austell PL26 6EN, England |
HP | The Lost Gardens of Heligan |