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日本は美しい四季に恵まれ、四季折々に違った姿を見せる名所がたくさんあります。今回は、「春夏秋冬訪れたい日本の名所シリーズ」第21弾として、四季を通じて美しい表情を見せる島根県の「松江城」をご紹介します。
松江城(まつえじょう)
©島根県観光連盟
初代・松江藩主の堀尾吉晴によって慶長16年(1611年)に築城された「松江城」。全国に12しかない現存天守を有する城の1つで、歴史的に大変貴重な建造物です。2012年に築城時期を記した2枚の祈祷(きとう)札が発見されたことが決め手になり、島根県民の悲願であった国宝指定へと繋がりました。
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天守閣は5層6階で高さ約30mの望楼式、黒塗りの下見板張りの外壁で、桃山時代の重厚で雄大な特徴を残しています。5層の天守閣を残すのは、姫路城、松本城と松江城だけです。
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天守閣内には、武具や古文書など貴重な資料を見学することができ、最上階の望楼からは松江の街並みが一望できます。
松江城の春夏秋冬の風景
【春】日本さくら名所100選にも選ばれた桜の名所。満開の時期にはソメイヨシノ、ヤエザクラ、ヤマザクラ、シダレザクラなどが咲き誇り、夜にはボンボリが灯り、夜桜に風情を添えます。
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【夏】夏の青空に映える天守閣。威厳を感じさせます。
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【秋】毎年、初秋頃に開催される「松江水燈路」。松江城周辺をライトアップする光のイベントで、光と影が織りなす幻想的な風景を楽しむことができます。
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【冬】雪化粧した松江城。冬色に染まる黒塗りの松江城も風情があります。
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MEMO
名称 | 松江城(まつえじょう) |
住所 | 島根県松江市殿町1-5 |
時間 | 登閣時間 8:30~18:30(10月1日~3月31日は17:00まで) |
料金 | 登閣料 一般:560円、小・中学生:280円 |
電話 | 0852-21-4030 (松江城山公園管理事務所) |
HP | 松江城 |