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自然とアートが融合した「モエレ沼公園」
北海道札幌市の市街地にある都市型公園「モエレ沼公園」をご存知でしょうか?かつてゴミ処理場の跡地だった広大な土地(東京ドーム40個分)が利用され、「全体をひとつの彫刻作品とする」というコンセプトのもとに世界的な彫刻家イサム・ノグチが基本設計を手がけた公園なんです。
公園のシンボル・ガラスのピラミッド「HIDAMARI」
公園のシンボル的な存在のガラスのピラミッド「HIDAMARI」。高さ約32m、一辺約51mの三角面と四角錐、立方体が組み合わされた奇抜な外観をした施設で、館内には、イサム・ノグチを紹介するギャラリーやレストラン、多目的スペース、ショップなどが入っています。
夜明かりが灯ると、まるで光るアート作品のようです。
牧歌的な雰囲気が素敵な「モエレ山」
標高62.4m、緩やかな稜線が美しい「モエレ山」。不燃ゴミと公共残土を積み上げ造成された人工の山で、牧歌的な雰囲気がとても素敵です。10分程かけて山頂まで登ると、そこからは札幌市内を見渡すことができます。
冬には雪山に変わり、スキーやソリ遊びで楽しむことができます。
珊瑚で舗装された「モエレビーチ」
海辺をイメージしてデザインされた「モエレビーチ」。珊瑚で舗装されたビーチで、緩やかなすり鉢状の池が配され、池の中心から湧き出した水が美しい波紋を創り、まるで砂浜へ寄せるさざ波のようです。
夏は大勢の子供達で賑わう人気のスポットです。
ダイナミックな水の彫刻「海の噴水」
公園の中央でダイナミックな水の彫刻を創り上げる「海の噴水」。直径48mの噴水池に、最大25mまで水が噴き上がる巨大な噴水は迫力満点です。
4月から10月の期間限定で、40分または15分のプログラムで水のショーでが1日数回行われます。夜にはライトアップされ、昼とは異なる光と水のアートを楽しむことができます。
この他にも、野球場や陸上競技場、野外イベントスペースなどもあり、そのスケールの大きさに圧倒されます。春にはサクラが咲き、夏は水遊び場や噴水、秋の紅葉、冬はソリ遊びと一年を通して楽しめるおススメスポットです。北海道に旅行をされる際は、足を運んでみてはいかかでしょうか?
写真提供:札幌市観光文化局観光コンベンション部
MEMO
名称 | モエレ沼公園 |
住所 | 北海道札幌市東区モエレ沼公園1-1 |
料金 | 入園無料 |
HP | モエレ沼公園 |