この記事の目次
青森県の夏の風物詩・ねぶた(ねぷた)祭り。青森県内だけでも40を超える地域で開催され、勇壮で幻想的な武者絵が描かれたねぷたが練り歩く伝統のお祭りです。今回、その中でも人気のねぶた(ねぷた)祭りを5つ、ご紹介します。
青森ねぶた祭/青森市(8月2日~8月7日開催)
東北3大祭りの1つに数えられる日本を代表する火祭りです。「ラッセラー、ラッセラー」の威勢の良い掛け声とともに、豪華絢爛な武者人形の山車が街中を練り歩きます。毎年300万人以上の観光客が訪れ、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
名称 | 青森ねぶた祭/青森市 |
期間 | 8月2日~8月7日 |
住所 | 青森県青森市 |
TEL | 017-723-7211(青森ねぶた祭実行委員会事務局) |
HP | 青森ねぶた祭実行委員会事務局 |
弘前ねぷたまつり /弘前市(8月1日~8月7日開催)
毎年8月1日~8月7日に開催されている弘前ねぷたまつりは、勇壮で幻想的な武者絵などが描かれた扇ねぷたや組ねぷたなどが運行されます。小型のねぷたから順に運行され、後半になるにつれて大型のねぷたが運行され、それぞれのねぷたの後ろには笛や太鼓の嘩子方の一団が続き、勇壮な囃子を観衆の心の中に残しつつ、中心市街地を練り歩きます。最大9メートル超の大型ねぷたが、観客に見得を切りながら電線や看板をかわしていく姿、そして重量何トンもあるねぷたの歩みをとめることなく、汗にまみれて押し引き回していく「男たち」の姿も必見です。
名称 | 弘前ねぷたまつり /弘前市 |
期間 | 8月1日~8月7日 |
住所 | 青森県弘前市 |
TEL | 0172-35-3131(弘前観光コンベンション協会) |
HP | 弘前観光コンベンション協会 |
五所川原立佞武多/五所川原市(8月4日~8月8日開催)
今から約90年前の明治中期から運行されていたと言われる巨大ねぷた(高さ約18m)は、大正に入り電気(電線)の普及とともに5m位の低いねぷたへと変化していきましたが、1993年に当時ねぷたの下部に当たる飾り代の設計図が発見されたことを契機に、五所川原市の有志たちにより復元、「立佞武多(たちねぷた)」と称され、1998年より夏祭りの主行事として市内運行が行われています。
名称 | 五所川原立佞武多/五所川原市 |
期間 | 8月4日~8月8日 |
住所 | 青森県五所川原市 |
TEL | 0173-38-1515(五所川原市観光協会) |
HP | 五所川原市観光協会 |
黒石ねぷた祭り/黒石市(7月30日~8月5日開催)
80台近いねぷたが出陣する県内一の運行台数を誇ります。人形ねぷたと扇ねぷたとが入り交じり、特に高欄の付いた人形ねぷたの造りは、古い歴史と格調を感じさせ、現在では黒石市特有の風情となっています。
名称 | 黒石ねぷた祭り/黒石市 |
期間 | 7月30日~8月5日 |
住所 | 青森県黒石市 |
TEL | 0172-52-3369(黒石青年会議所) |
HP | 黒石青年会議所 |
平川ねぷたまつり/平川市(8月2日~8月3日開催)
平川のねぷたは、約30台のねぷたごとに異なる囃子・踊りなどの演出があるのが特徴です。最後尾には大きさが普通のねぷたの約2倍もある「世界一の扇ねぷた」が運行されます。
名称 | 平川ねぷたまつり/平川市 |
期間 | 8月2日~8月3日 |
住所 | 青森県平川市 |
TEL | 0172-44-3055(平川ねぷたまつり実行委員会事務局) |
HP | 平川市観光協会 |