セコイア国立公園(Sequoia National Park)
ロサンゼルスから北に約320km、カリフォルニアのシエラネバダ山脈の南部に広がる「セコイア国立公園」。
photo by flickr/Mathieu Thouvenin
1635 km²という広大な広がりを持つ国立公園で、北米最高峰(アラスカを除く)のホイットニー山 (標高4421m)がそびえ立ち、起伏に富んだ丘陵、深い渓谷、透き通る湖、高山植物を始め、様々な草花や野生動物が生息し、ここでは大自然のスケールと美しさを体験することができます。
世界最大の巨木が眠る森
セコイア国立公園は世界最大のセコイアの巨木があることで有名な場所。こちらが、「シャーマン将軍の木」と名付けられた世界最大の巨木で、高さ約84m、根元の周囲約31m、重さ約1400t、樹齢は推定2300~2700年。1487立方メートル(2002年時点)に及ぶ世界最大の「体積」を持つ巨木なんです。
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人と大きさを比較してみてください。その大きさがわかりますよね。
セコイア国立公園の凄いところは、「シャーマン将軍の木」の一本だけでなく多くの巨木が森を形成していること。
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根本が空洞になったものなど、ユニークで迫力がある巨木が密集しています。
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ここは、巨大な倒木にトンネルが掘ってあり、そこを車で通り抜ける事が出来る人気のポイント。倒れている木は80m以上、トンネル幅は5.2m、高さ2.4mもあるんです。
photo by flickr/Jirka Matousek
規格外の巨木からたくさんのパワーを貰えそうな凄い森です。一度は訪れてみたいスポットです。