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天王八幡神社の金ボタル
岡山県新見市にある天王八幡神社は「金ボタル」の生息地として知られる貴重な場所。金ボタルが放つ幻想的な光の舞を一目見ようと多くの人が訪れる話題の場所なんです。
金ボタルは和名をヒメボタルといい、黄金の光を発することからその名前が付けられた小型のホタルで、大きさはオスで約8mm、メスで約6mmほど。大変珍しいホタルとして、昭和34年に岡山県の天然記念物に指定されています。
発生は例年7月10日前後の10日間ほど。日暮れとともにオスは瞬間的な光を発しながら1~2mの高さを飛び交い、メスと愛を育む光の交信をかわします。真っ暗な森の中に黄金の光が無数に舞う光景は、大変幻想的で感動すること間違いなしです。
マナーを守って鑑賞しましょう
金ボタルは大変貴重でデリケートな生き物です。環境維持のためルールが決められていますので、皆さんマナーを守って鑑賞しましょう♪
- 捕獲しない。当然ですね。
- 生息地には立ち入らない。メスは飛べないので踏みつける恐れがあるので注意です。
- 懐中電灯や車のライト、携帯、カメラのフラッシュなど人工の光を照らさない。
- 大声や音をたてない。金ボタルが自由に飛ぶためには静かな環境が必要です。
- 虫よけスプレーや蚊取り線香などは使用しない。タバコもダメです。
※土日は境内での撮影は禁止なので注意
MEMO
名称 | 金ボタルの生息地(天王八幡神社) |
住所 | 岡山県新見市哲多町蚊家 |
電話 | 0867-96-2112(新見市哲多支局市民福祉課) |
HP | 金ボタルを守って |