ユッセ城(Château de Ussé)
フランス中西部、アンドル=エ=ロワール県、レニユッセにある「ユッセ城」。2000年には、ロワール川流域の古城の一つとして、世界遺産に登録された名城です。
その歴史は古く、11世紀には要塞の役割を果たし、その後、廃墟と化していた要塞を基礎に15世紀にお城が建てられました。17世紀に入るとゴシック様式やルネサンス様式といった各時代の様式が取り入れられ、今の姿となりました。
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「眠れる森の美女」の舞台
「ユッセ城」は、シャルル・ペローの童話「眠れる森の美女」の舞台になったお城。ロワール川とアンドル川の二つの川を望み、緑豊かな森を背景にしたロマンチックな風景は、童話の世界に登場する姿そのものです。
とんがり帽子の尖塔やヴェルサイユ式の庭園。絵になります。
城内は「眠れる森の美女」にちなんだ展示がされており、登場人物のロウ人形が物語の世界を表現しています。
ヴェルサイユ宮殿を手掛けた建築家フランソワ・マンサールによる大階段やきらびやかなダイニングなど何気ないところにも見どころがたくさん。
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童話の中のお城そのもの、メルヘンチックなステキなお城ですね。一度は訪れてみたいスポットです。