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世界にはまるで絵の具をこぼしたかのような色の湖が存在します。その中でも特に美しいカラフルな湖を5つご紹介します。
レトバ湖 | Lac Retba (セネガル)
サーモンピンクの湖「レトバ湖」はセネガル共和国ダカール州にある湖で、海水の10倍以上の濃度がある塩湖です。ラック・ローズ(バラの湖)とも呼ばれるピンク色の湖は、塩分濃度が高い場所を好むドナリエラというバクテリアによるもの。乾季になると湖水が下がり、より一層ピンク色が鮮やかになります。
草津白根山 湯釜 (日本)
草津白根山の山頂に位置する湯釜は噴火によって形成された火山湖で、世界でも有数の強酸性の湖。モスグリーンの美しい湖の色は、水に溶け込んだ鉄イオンや硫黄が光に反射しているためと言われています。
ウユニ塩湖 | Salar de Uyuni (ボリビア)
南米ボリビアの標高3500mに位置するウユニ塩湖は世界最大の塩湖です。ベストシーズンの雨季(12月~3月)には湖上にたまった雨が湖面に反射して、鏡のようにあらゆるものを映し出します。
ペイト湖 | Peyto Lake (カナダ)
カナディアンロッキーには数多くの美しい湖が存在します。ペイト湖はその中でも上から眺めるタイプの珍しい湖で、展望台から約300m下にターコイズブルーに輝いた美しい湖が横たわっています。時間と天候によって、湖の色が変化する神秘的な湖です。
ラグナ・コロラダ | Laguna Colorada (ボリビア)
「赤い湖」として知られる、ラグナ・コロラダはチリとの国境近くに位置するエドゥアルド・アバロア国立自然保護区にある浅い塩湖。湖を真っ赤に染めているのは、藻類の赤い色素によるもので、白い硼砂でできた島とのコントラストが美しい景観を作り出しています。また、ラムサール条約で保護されている湿地であることから、湖畔には数多くのフラミンゴが生息していることでも知られています。