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日本は美しい四季に恵まれ、四季折々に違った姿を見せる名所がたくさんあります。今回は、「春夏秋冬訪れたい日本の名所シリーズ」第12弾として、四季を通じて美しい表情を見せる京都最古の社「上賀茂神社」をご紹介します。
上賀茂神社(かみがもじんじゃ)
678年、天武天皇の時代に創建され、平安遷都時に国家鎮護の神とされた京都最古の神社の一つです。正式名称は賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)といい、1994年には世界遺産に登録されました。
広大な境内には国宝の本殿、権殿、重要文化財の社殿、回廊、楼門などが建ち並びます。
二の鳥居を入ると一番最初に目に入る細殿前に作られた「立砂(たてずな)」。神様が降臨された神山を模したと言われ、周囲は神々しい空気が満ちています。
上賀茂神社の春夏秋冬の風景
【春】桜の名所と知られ、「斎王桜」や「御所桜」など、一の鳥居から本殿にかけて見どころが多数あります。
また、毎年5月15日に行われる京都の三大祭の一つ「葵祭(あおいまつり)」では、京都御所を出発した平安貴族の姿をした風雅な行列が上賀茂神社へ向かいます。
【夏】毎年9月に行われる無病息災を祈願する重陽神事(ちょうようじんじ)。神事後に地域の子どもたちによる烏相撲(からすずもう)という奉納相撲が行われます。
【秋】モミジや落葉樹が多くあり、錦絵のような紅葉を楽しむことができます。
【冬】雪化粧した上賀茂神社。朱色の楼門が白い雪に映えます。
MEMO
名称 | 上賀茂神社(かみがもじんじゃ) |
住所 | 京都府京都市北区上賀茂本山339 |
時間 | 境内自由(二の鳥居内は5:30~17:00) |
料金 | 境内無料 |
電話 | 075-781-0011 |
HP | 上賀茂神社 |