日本は美しい四季に恵まれ、四季折々に違った姿を見せる名所がたくさんあります。今回は、「春夏秋冬訪れたい日本の名所シリーズ」第7弾として、四季を通じて美しい表情を見せる日本三名園の一つ「兼六園」をご紹介します。
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兼六園(けんろくえん)
前田家の庭園として造営された江戸時代の代表的な回遊池泉式庭園で日本三名園の一つ「兼六園」。1676年(延宝3)に加賀藩5代藩主・前田綱紀の時代に最初の庭が造られて以来、歴代藩主によって作庭された名園です。
宏大、幽邃、人力、蒼古、水泉、眺望の六つの優れた景観「六勝」を兼ね備えるという意味から、その名がつけられ、国の特別名勝に指定されています。
園内には、ことじ灯籠、雁行橋、霞ヶ池など見どころが多数あり、四季折々の風情が美しい金沢を代表する観光スポットです。
兼六園の春夏秋冬の風景
【春】庭園内には約420本の桜が植栽されており、300枚の花弁を付ける兼六園菊桜や兼六園熊谷などの名木が見どころです。
©金沢市観光協会
【夏】初夏のカキツバタ。約1万株・4万本が青紫の美しい花を咲かせます。
【秋】紅葉の時期になるとモミジが艶やかに庭園内を彩ります。
【冬】雪吊り。雪の重みから木々を守るために行われる冬の風物詩です。
MEMO
名称 | 兼六園(けんろくえん) |
住所 | 石川県金沢市丸の内1番1号 |
時間 | 9:00~16:30 (最終入館16:00) |
料金 | 大人(18歳以上)310円、子ども(6歳~18歳未満)100円 |
電話 | 076-234-3800(石川県金沢城・兼六園管理事務所) |
HP | 兼六園 |