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日本は美しい四季に恵まれ、四季折々に違った姿を見せる名所がたくさんあります。今回は、「春夏秋冬訪れたい日本の名所シリーズ」第6弾として、四季を通じて美しい表情を見せる京都の世界遺産「清水寺」をご紹介します。
清水寺(きよみずでら)
798年(延暦17)坂上田村麻呂の創建とされる北法相宗の大本山。音羽山の起伏に沿って配された仁王門、三重塔、阿弥陀堂、本堂などが自然と調和した見事な景観を作りだしています。
©flickr/Christian Junker – AHKGAP
「清水の舞台から飛び降りる」の例えに使われる本堂から迫り出す舞台からは京都市街が一望できます。高さ約18m、釘を使わず139本の柱で支えられているそうです。
本堂を下る石段下にある「音羽の滝」。飲めば長寿、恋愛、勉学に御利益があるといわれています。水が澄んで清らかという理由から清水寺の名の由来となったといわれています。
清水寺に続く清水坂には、土産物店が並び、年間を通じて多くの人で賑わっています。
清水寺の春夏秋冬の風景
【春】京都屈指の桜の名所。満開時には約1000本のソメイヨシノやヤマザクラが一斉に咲き誇り、「清水の舞台」から見下ろす満開の桜は絶景です。
【夏】青もみじに埋もれる姿と舞妓さん!絵になりますね。
【秋】紅葉の名所としても名高い清水寺。鮮やかに染まったモミジと荘厳な本堂との調和は見事です。秋の夜空に浮かび上がる壮大なライトアップは感動的です。
【冬】真っ白な雪に包まれた姿は幻想的ですね。舞台下の錦雲渓も美しいです。
MEMO
名称 | 清水寺(きよみずでら) |
住所 | 京都府京都市東山区清水1-294 |
時間 | 6時~18時(季節により変動あり) |
料金 | 一般300円、小・中学生200円 |
電話 | 075-551-1234 |
HP | 清水寺 |