瀬戸内海に浮かぶ「直島(なおしま)」のこと、みなさんご存じでしょうか?直島は、外周16キロの小さな島なのですが、島全体がアートで溢れ、近年、アートの島として国内外から注目を浴びています。今回は、そんなアートな島「直島」をご紹介します。
直島(なおしま)全体がアートスペース
「直島」は島全体がアートスペースになっていて、大きく「宮浦エリア」、「本村エリア」、「美術館エリア」の3エリアに分かれています。それぞれのエリアには、見どころが点在しています。
直島の玄関口「宮浦エリア」
まるごとアートな島「直島」の玄関口、宮浦エリア。直島に向かうフェリーから、一番最初に見られるアートがこの海辺にたたずむ草間彌生氏の作品「赤いかぼちゃ」です。
直島銭湯「I♥湯」。大竹伸朗氏が手がけた、実際に入浴ができるアートな銭湯です。
昔パチンコ屋だった建物を活かして作られた展示ギャラリー「宮浦ギャラリー六区」。
古い家並みが残る「本村エリア」
本村エリアは、直島の古い家並みが残る地区。古い家屋などを改修し、住民の生活のなかにアートが溶け込んでいます。
こちらは、「はいしゃ」。かつて歯科医院だったところをまるごと作品化しています。
「角屋」。中に入ってみると一面に水がはってあり、水の中に光の作品が浮かんでいます。200年ほど前に建てられた家屋を修復したものです。
「護王神社」。島の小高いところにある神社。本殿にあがる階段がガラスで作られています。
「石橋」。製塩業で栄えた石橋家に千住博氏の「ザ・フォールズ」などを展示しています。
「南寺」。安藤忠雄氏の設計。光を使った作品で有名なジェームズ・タレル氏の作品を展示しています。
直島が誇る「美術館エリア」
アートの島「直島」が誇る美術館が立ち並びぶエリアです。
こちらは、「ベネッセハウスミュージアム」。美術館とホテルが一体となった複合施設です。
「地中美術館」。直島の景観を損なわないよう、建物が地中に埋設された美術館です。
「黄色いかぼちゃ」。こちらも草間彌生氏の作品で「赤いかぼちゃ」と並び、直島のシンボルになっています。
芸術の秋にアートな島「直島」で思いっきり芸術に浸るなんて、いかがでしょうか?
MEMO
名称 | 直島(なおしま)/香川県 |
TEL | 087-892-2299(直島町観光協会) |
HP | ベネッセアートサイト直島 |