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日本は美しい四季に恵まれ、四季折々に違った姿を見せる名所がたくさんあります。今回は、「春夏秋冬訪れたい日本の名所シリーズ」第15弾として、四季を通じて美しい表情を見せる京都の世界遺産「二条城」をご紹介します。
二条城(にじょうじょう)
徳川幕府における京都の拠点となった世界遺産「二条城」。慶長8年(1603)に京都御所の守護と将軍上洛時の宿泊場所として、徳川家康が現在の二の丸御殿の部分を造営し、徳川家光の時代に、伏見城の遺構を移すなどの大改修が行われ、現在のような規模となりました。
広大な城内は、大政奉還の舞台になった「二の丸御殿(国宝)」、四季それぞれの花が美しい「二の丸庭園(特別名勝)」、京都御所の旧桂宮御殿を移した「本丸御殿(重要文化財)」などの見どころが多く、世界中から観光客が訪れています。
二条城の春夏秋冬の風景
【春】ソメイヨシノやサトザクラ、八重シダレザクラなど約50種・400本の桜が咲き誇ります。見頃の時期には、ライトアップが行われ、幻想的な景観を楽しむことができます。
【夏】京都の夏の新たな風物詩「京の七夕」。二条城のプロジェクトマッピングは見どころの一つです。
【秋】庭園が赤や黄色の紅葉で包み込まれる様子は見事です。
【冬】二の丸庭園の冬の風物詩「蘇鉄(ソテツ)の防寒養生」。毎年11月下旬~12月初旬頃に行われます。
MEMO
名称 | 二条城(にじょうじょう) |
住所 | 京都府京都市中京区二条通堀川西入二条城町541 |
時間 | 8時45分~17時 |
料金 | 一般600円、中・高校生350円、小学生200円 |
電話 | 075-841-0096 |
HP | 二条城 |