会津若松の名物といえば、何を思い浮かべるでしょうか?会津若松には、地元の素材を使った郷土料理やご当地B級グルメ、会津若松市民にお馴染みのお菓子など、会津若松自慢の美味しい名物が盛りだくさん!今回は、会津若松の名物ご当地グルメを10個、ご紹介します。
会津若松名物を食べる!会津若松伝統の郷土料理・ご当地グルメ
1. 会津ソースカツ丼
「会津ソースカツ丼」は、ご飯の上に、細切りキャベツと、特製ソースを絡めたとんかつをのせた会津のご当地グルメ。その起源は、諸説あるものの、大正時代から親しまれてきた会津のソウルフードです。会津ソースカツ丼は、とろみのある、少し甘めなソースが特徴で、お店によって、見た目も味も個性豊かなソースカツ丼が提供されています。市内では、伝統会津ソースカツ丼マップが配布されているので、お店選びの参考にしてみてはいかがでしょうか?
取扱店 | 元祖煮込みソースカツ丼 なかじま、とんかつ とん亭、寿治左エ門 ほか |
HP | 元祖煮込みソースカツ丼 なかじま、寿治左エ門 |
備考 | 伝統会津ソースカツ丼の会 |
2. 馬肉料理
福島県は、馬肉生産量・消費量において、熊本県に次ぐ全国第2位!会津馬刺しは、熊本、長野と並び「日本三大馬刺し」の1つに数えられています。会津地方では、馬刺しを唐辛子とともにいただくのが一般的。馬刺しが食べられるようになったのは、昭和30年ころ。プロレスの興行で会津を訪れた力道山が、持参していた辛子味噌を馬刺しにつけて食べたのが、一般に広がっていったと言われています。会津の馬刺しは、脂身の少ない、柔らかな肉質の赤身肉が特徴。会津では、馬肉専門店のほか、身近にあるスーパーや精肉店で馬肉が販売されています。
取扱店 | 会津桜鍋 鶴我会津本店、桜鍋 吉し多、籠太(かごた) ほか |
HP | 会津桜鍋 鶴我会津本店、籠太(かごた) |
3. わっぱ飯
「わっぱ飯」は、会津で古くから作られてきた工芸品「曲げわっぱ」に、ご飯と地元の食材をふんだんに敷き詰め、蒸し上げて作る郷土料理です。会津米に、地元で採れた山菜やきのこ、川魚など、彩り豊かに盛り付けられているので、見た目にも楽しめる一品です。
取扱店 | 料理旅館 田事、田季野、鶴ヶ城会館 ほか |
HP | 料理旅館 田事、田季野、鶴ヶ城会館 |
4. こづゆ
photo by 福島県観光物産交流協会
「こづゆ」は、乾燥したホタテの貝柱でダシをとり、豆麩(まめふ)や人参・里芋・シイタケ、銀杏などを入れ、醤油・塩などで味付けた会津伝統のお吸い物です。奇数の数の具材を入れて作るのが特徴で、会津藩の武家料理や庶民のご馳走として広まったとされる会津を代表する郷土料理です。手塩(てしお)皿と呼ばれる浅めの朱塗りの椀に盛られることから、「こじゅうのつゆ」と呼ばれ、それがなまって「こづゆ」となったと伝えられています。地域や家庭によって、味や具材は異なるものの、正月や祝いの席には必ず振舞われるおもてなし料理です。
取扱店 | 割烹 萬花楼、料理旅館 田事、渋川問屋 ほか |
HP | 割烹 萬花楼、料理旅館 田事、渋川問屋 |
5. 会津カレー焼きそば
photo by 福島県観光物産交流協会
「会津カレー焼きそば」は、焼きそばにカレーのルーをかけた会津のB級グルメ。かつて、市内にあった「トミーフード」というお店が考案したメニューで、その安さとボリューム感から若者の間で人気に火が付き、市内の飲食店で提供されるようになったんだそう。会津カレー焼きそばの会によると、「麺にカレーがかかっていること」が基本ルールとなっており、お店によっては、目玉焼きやとんかつをトッピングしたり、麺にパスタを使用するお店もあります。
取扱店 | 寿楽、めでたいや、一風亭 ほか |
HP | 寿楽、めでたいや、一風亭 |
備考 | 会津カレー焼きそばの会 |
6. にしん山椒漬け
photo by 福島県観光物産交流協会
「にしん山椒漬け」は、身欠きにしんと山椒の葉を交互に重ね合わせ、しょうゆと酢、砂糖などの調味料で漬け込んだもの。かつて、四方を山々に囲まれた会津では、日持ちする身欠きにしんは、貴重なタンパク源とされ、保存食として食されてきました。現在でも、山椒が芽吹く時期に作られる郷土料理です。
取扱店 | 渋川問屋、大蔵屋、会津 二丸屋武蔵亭 ほか |
HP | 渋川問屋、大蔵屋、会津 二丸屋武蔵亭 |
7. 会津そば
会津地方は、冷涼な気候と豊富な伏流水に恵まれ、そば作りが盛んに行われてきました。古くから、そばは、「最高のごちそう」とされ、祝い事や特別な日には必ず、そばが振舞われてきました。会津の蕎麦は、つゆに、地鶏を入れることが多いのも特徴です。市内には、福島県が誇るそばの新品種「会津のかおり」を使ったそばや、会津産の玄ソバを使った打ち立てそばを提供するお店も。地元の新鮮な食材を使った天ぷらとともにいただくのもいいですね!
取扱店 | 桐屋・権現亭、強清水 千本蕎麦、手打ちそば・うどん徳一 ほか |
HP | 桐屋・権現亭、強清水 千本蕎麦、手打ちそば・うどん徳一 |
地元でお馴染みの味!会津若松名物の郷土菓子・お酒
8. かすてあん会津葵
「會津葵」は、会津藩御用達の茶問屋を系譜を持つ創案菓子のお店。銘菓「かすてあん会津葵」は、キメの細かいカステラ生地の中に、自家製のこし餡を入れて焼き上げた和洋折衷のお菓子。かつて、会津にもたらされた南蛮文化との融合をもとに作られたお菓子で、表面の押文様は、会津藩の文庫印「会津秘府」を写したものです。会津を代表する銘菓として、お土産にも人気の商品です。
取扱店 | 會津葵 |
HP | 會津葵 |
9. バターパン
「焼きたてパン工房 モックモック」は、昭和25年(1950年)に創業。会津下町人情通りにある昔ながらのパン屋さんです。看板商品の「バターパン」は、特製バタークリームをふわふわのパンでサンドした会津名物。バタークリームは、砂糖のシャリシャリとした食感が残る懐かしい味わいのクリームで、会津市民のおやつとして親しまれてきた一品です。
取扱店 | 焼きたてパン工房 モックモック |
HP | 焼きたてパン工房 モックモック |
10. 会津の天神さま
photo by facebook/okashinokura.taroan
「会津の天神さま」は、ふんわり焼き上げたブッセ生地で、プロセスチーズ入りのバタークリームをサンドしたお菓子。会津では、男の子が誕生すると、立派に育つように会津の郷土玩具の1つである「会津天神様」を贈る習わしがあります。この風習をお菓子で残していきたいとの想いから作られたもので、会津ブランドにも認定されている商品です。
取扱店 | 太郎庵 |
HP | 太郎庵 |