福井県の古刹「大本山永平寺(えいへいじ)」
寛元2年(1244)に道元禅師によって開創された、約770年続く曹洞宗の大本山「永平寺(えいへいじ)」。
現在も約200人の僧侶が厳しい修行に励み、約10万坪もの広大な境内には、樹齢約700年といわれる古杉に囲まれた静寂の中に、七堂伽藍を中心に70余棟の殿堂楼閣が整然と建ち並んでいます。
ミシュラン2つ星を獲得
永平寺は、年間50万人もの参拝客が訪れる福井県を代表する観光スポットですが、2015年にフランスの旅行ガイド本「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で2つ星を獲得したことなどもあり、改めて大きな注目を集めています。
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海外からの観光客を意識して、2019年秋の完成を目指して、永平寺門前を一体整備する「永平寺門前の再構築プロジェクト」が開始されたそうです。永平寺では坐禅、写経体験が可能で、希望をすれば泊まり込みで座禅の修行も体験することができますので、外国からの観光客もこれから益々増えてゆくでしょうね。
幻想的な冬の灯篭まつり
これからの見どころは、毎年2月に開催される「冬の灯篭まつり」。冬の凛とした空気に包まれた大本山永平寺の伽藍をライトアップする冬の恒例イベントです。
参拝道も大小の燈籠で照らされ、一帯は荘厳な雰囲気に包まれます。今冬は、2016年2月27日、28日に開催、いつもと違う永平寺を見ることができます。
名称 | 大本山永平寺(えいへいじ) |
住所 | 福井県吉田郡永平寺町志比5-10 |
時間 | 8:30~16:00 |
HP | 永平寺町 |