日本は美しい四季に恵まれ、四季折々に違った姿を見せる名所がたくさんあります。今回は、「春夏秋冬訪れたい日本の名所シリーズ」第16弾として、四季を通じて美しい表情を見せる朱塗りの千本鳥居で知られる京都の「伏見稲荷大社」をご紹介します。
伏見稲荷大社(ふしみいなりたいしゃ)
商売繁盛、五穀豊穣の神として信仰を集める、全国にある稲荷神社の総本社「伏見稲荷大社」。年間を通じて多くの参拝者が訪れ、2014年のトリップアドバイザーの調査では、外国人の人気NO.1にも選ばれた人気のスポットです。
境内には、豊臣秀吉が寄進した「楼門」や重要文化財の「本殿」など、華麗な桃山彫刻が施された建物が点在しています。
本殿背後より奥社に通じる参道には「千本鳥居」と呼ばれる朱色の鳥居のトンネルがあり、伏見稲荷大社の見どころの一つになっています。
鳥居は数十センチ間隔で並び、吸い込まれそう不思議な感覚を覚えます。外国人の人気NO.1に選ばれるのも納得ですね。
伏見稲荷大社の春夏秋冬の風景
【春】桜の数は少ないですが、春になると本殿近くの枝垂桜や八重桜が花を咲かせ、参拝者を迎えてくれます。
【夏】毎年7月に行われる「本宮祭」。御神恩に感謝する大祭で、石灯篭や数千の献納提灯に灯を点ずる万灯神事が行われます。
【秋】参道の両脇のカエデや境内には大木も多く、朱塗りの鳥居を鮮やかに染める美しい紅葉を見ることができます。
【冬】冬と春との季節の分かれ目に行われる節分祭。福男、福女、福娘による豆まきが行われ、厄を祓い、万福招来が祈願されます。
MEMO
名称 | 伏見稲荷大社(ふしみいなりたいしゃ) |
住所 | 京都府京都市伏見区深草薮之内町68 |
時間 | 境内自由(授与所は7:00~18:00) |
料金 | 境内自由 |
電話 | 075-641-7331 |
HP | 伏見稲荷大社 |