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日本は美しい四季に恵まれ、四季折々に違った姿を見せる名所がたくさんあります。今回は、「春夏秋冬訪れたい日本の名所シリーズ」第20弾として、四季を通じて美しい表情を見せる京都の「銀閣寺」をご紹介します。
銀閣寺(ぎんかくじ)
室町幕府8代将軍・足利義政が金閣寺にならって建てた山荘で、京都楼閣建築の代表寺院です。義政の死後に臨済宗の寺に改められ、正式名は慈照寺(じしょうじ)ですが、金閣寺と対比され、一般的には銀閣寺として親しまれています。
境内にある「銀閣」は二層楼の観音堂で漆色の簡素な佇まい、「東求堂」は日本最古の書院造で、国宝に指定されています。
特別名勝・史跡に指定されている池泉回遊式庭園も見所の一つです。
本堂前の銀沙灘と向月台の二つの砂盛り。東山文化の神髄を感じ取ることができます。
銀閣寺の春夏秋冬の風景
【春】新緑に包まれた庭園には、春の花が彩りを添えます。
【夏】苔寺で知られる西芳寺を模したと言われる庭園は、苔の名所としても知られ、初夏には青々と茂った苔が庭園を彩ります。
【秋】色鮮やかな紅葉に彩られた銀閣寺は、まるで時の流れが止まったかのような幻想的な姿を見せてくれます。
【冬】漆色の銀閣を覆う白雪が京の風情を感じさせます。
MEMO
名称 | 銀閣寺(ぎんかくじ) |
住所 | 京都府京都市左京区銀閣寺町2 |
時間 | 8:30~17:00(12月~ 2月は、9:00~16:30) |
料金 | 一般:500円、小・中学生:300円 |
電話 | 075-771-5725 |
HP | 銀閣寺 |