八戸の名物といえば、何を思い浮かべるでしょうか?八戸には、太平洋の美味しい海の幸を使った郷土料理やご当地B級グルメ、八戸市民にお馴染みのお菓子など、八戸自慢の美味しい名物が盛りだくさん!今回は、八戸の名物ご当地グルメを8個、ご紹介します。
八戸名物を食べる!八戸伝統の郷土料理・ご当地グルメ
1. 八戸せんべい汁
photo by 青森県観光連盟
「せんべい汁」は、肉や魚、野菜などでとったダシをとった汁の中に、汁物専用の「おつゆせんべい」を割り入れて煮込んだ鍋料理。八戸地方で、200年以上にもわたって受け継がれてきた郷土料理です。2012年に開催されたご当地グルメの祭典「第7回B-1グランプリin北九州」において、グランプリを受賞したことから、全国的にも知名度の高い八戸グルメ。昔は、南部せんべいを割り入れていましたが、現在は、鍋用に開発された「おつゆせんべい」を使うのが一般的。美味しいダシが染み込んだ「おつゆせんべい」は、モチモチとした独特の食感で絶品です!特に、寒い時期に食べると、心も体もほっこり温まる一品です。
取扱店 | みなと食堂、いちば亭、屋久岳 ほか |
HP | いちば亭、屋久岳 |
備考 | 八戸せんべい汁研究所 |
2. 八戸前沖さば料理
「八戸前沖さば」とは、毎年10月から冬にかけての一定期間に八戸で水揚げされる大型のサバのこと。さばは、海水温が18℃以下になると脂乗り(粗脂肪分)が高くなると言われており、「八戸前沖さば」は、一般のさばに比べて、脂ノリが2倍以上も高く、「日本一脂ののったサバ」と称されています。本場八戸では、シンプルな塩焼きから〆鯖、八戸前沖さばの漬け丼など、多彩なメニューで「八戸前沖さば」を堪能することができます。
取扱店 | サバの駅、肴町のらぷらざ亭、魚食家きんき 八戸本店 ほか |
HP | サバの駅、肴町のらぷらざ亭、魚食家きんき 八戸本店 |
3. 八戸ばくだん
八戸港は、日本一のイカ水揚げ量を誇り、年間を通じて、アカイカやスルメイカなど、様々な種類のイカが水揚げされます。「八戸ばくだん」は、角切りにしたイカを、青森・田子産にんにくとしょうが入りの特製醤油ダレに漬け込み、イクラや卵黄などとともにご飯の上にのせたご当地丼ぶり。名前の由来は、「ある人が食べた瞬間、美味しさがはじけたから」、「かき混ぜて食べる際に、爆弾が落ちたように見えたから」など、諸説あるんだそう。イカの町ならではの、必食グルメです!
取扱店 | 味処 七味家、サバの駅、みなと食堂 ほか |
HP | 味処 七味家、サバの駅 |
4. 八戸らーめん
photo by 青森県観光連盟
「八戸らーめん」は、鶏ガラ・豚骨、近海で獲れた煮干しからダシをとったあっさり醤油スープに、ちぢれ細麺を合わせたご当地ラーメンです。昭和3年(1928年)頃、八戸へ移住した中国人が支那そばを提供したのが始まり。昔懐かしい、優しい味わいが、八戸市民に広く支持されています。「八戸らーめん」は、現在、市内の20店舗以上のお店で提供されています。
取扱店 | 味のめん匠、いかめしや烹鱗、キクヤ食堂 ほか |
HP | 味のめん匠、いかめしや烹鱗 |
備考 | 八戸らーめん |
5. いちご煮
photo by 青森県観光連盟
「いちご煮」とはウニやアワビを使用した豪華なお吸い物。乳白色の汁に沈むウニが野イチゴのように見えたことから、その名がついたと言われています。漁師たちの浜料理がルーツとされており、八戸市を中心とする県南地方では、ハレの日や祝いの席には欠かせない料理です。
取扱店 | ほこるや、割烹 さんりく、南部民芸料理 蔵 ほか |
HP | ほこるや、割烹 さんりく |
6. 磯ラーメン
photo by 青森県観光連盟
「磯ラーメン」は、ウニ、エビ、ワカメなど、八戸の海の幸がたっぷり入ったご当地ラーメン。魚介の旨味が凝縮したダシから作られる透き通ったスイープに、八戸の豊富な魚介類と細麺を合わせ、シソをトッピングするのが特徴です。約40年ほど前から、種差海岸周辺の食堂で提供されている名物ラーメンです。
取扱店 | 波光(はこう)食堂、種差食堂、磯料理 芝亭 ほか |
HP | 波光(はこう)食堂、種差食堂、磯料理 芝亭 |
7. 八戸ブイヤベース
「八戸ブイヤベース」は、八戸で水揚げされる豊富な海の幸を使用したブイヤベース。基本ルールは、八戸港で水揚げされた魚介類を4種類以上使うこと、地元の野菜を積極的に使うこと、スープを生かした「〆の一品」を用意することとなっています。毎年、2月1日から3月31日まで開催される冬の祭典「八戸ブイヤベースフェスタ」では、約15店舗が参加し、各店、嗜好を凝らしたメニューを提供しています。
取扱店 | 八戸グランドホテル、八戸パークホテル、グランドサンピア八戸 ほか |
HP | 八戸グランドホテル、八戸パークホテル、グランドサンピア八戸 |
備考 | 八戸ブイヤベースフェスタ |
地元でお馴染みの味!八戸名物の郷土菓子
8. 南部せんべい
photo by 青森県観光連盟
「南部せんべい」とは、小麦粉に塩、水を加えて作った生地を鉄製の型で焼いたお煎餅。八戸市民のソウルフードとも言うべき、おやつの定番です!その起源は諸説あるものの、南北朝時代に、長慶天皇が八戸地方を訪れた際、現地の農民からそば粉とゴマをもらい、家臣が自分の兜で焼いて献上したのが始まりという説が一般的です。南部せんべいは、市内のスーパーやコンビニはもちろん、手焼きの南部せんべいを扱う専門店も多く点在しています。現在では、定番のゴマやピーナッツ、クッキータイプのものまで、種類豊富な南部せんべいが販売されています。
取扱店 | マルサカ煎餅、上舘せんべい店、川越せんべい店 ほか |
HP | 川越せんべい店 |
備考 | 八戸の南部せんべい |