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日本は美しい四季に恵まれ、四季折々に違った姿を見せる名所がたくさんあります。今回は、「春夏秋冬訪れたい日本の名所シリーズ」第2弾として、四季を通じて美しい表情を見せる日本三名城の一つ「熊本城」をご紹介します。
熊本城(くまもとじょう)
日本三名城の一つに数えられ、国の特別史跡に指定されている「熊本城」。加藤清正が慶長6年(1601)から7年の歳月をかけて築城した名城で、大小天守閣をはじめ、多数の櫓、櫓門、城門を備えています。
明治10年(1877)の西南戦争の際、大部分を焼失しましたが、石垣や宇土櫓などが往時を伝えています。昭和35年には天守閣が再建され、加藤清正や西南戦争などに関する史料が展示されています。
熊本城の春夏秋冬の風景
【春】桜の名所として知られ、城内にはソメイヨシノ、ヤマザクラ、ヒゴザクラなど約800本が植栽されています。満開の時期には武者返しの石垣や天守閣、長塀などを満開の桜が鮮やかに彩ります。
©熊本国際観光コンベンション協会
©熊本県商工観光労働部観光課
【夏】夏空に黒漆や柿渋で塗られた黒壁が映えます。
【秋】本丸御殿大広間の前にある加藤清正が植えたとされる銀杏の木。秋になると鮮やかな黄色に染まります。
©熊本国際観光コンベンション協会
©熊本国際観光コンベンション協会
【冬】めったに雪は積もらない熊本で、雪化粧した熊本城の貴重な姿です。
©熊本国際観光コンベンション協会
MEMO
名称 | 熊本城(くまもとじょう) |
住所 | 熊本市中央区本丸1-1 |
時間 | (3月~11月)8:30~18:00、(12月~2月)8:30~17:00 |
料金 | (高校生以上)500円、(小・中学生)200円 |
電話 | 096-352-5900 |
HP | 熊本城公式HP |