城下町の風情を残す歴史溢れる街「島根県松江市」。国宝「松江城」をはじめ、武家屋敷が軒を連ね、歴史散策も楽しめる人気の観光地です。そんな松江には、松江銘菓やスイーツ、名産品などバラエティ豊かなお土産がそろっています。今回は、松江市でおすすめの人気お土産を10個、ご紹介します。
お土産の定番!松江市で人気のお菓子
松江市には、お土産にぴったりなお菓子が目白押しです。はじめに、松江市で人気のお菓子をご紹介します。
1. 彩雲堂 「若草」
松江は、京都・金沢とともに日本三大和菓子処に数えられており、市内には、多くの和菓子店が見受けられます。「彩雲堂」は、城下町・松江を代表する老舗和菓子店。代表銘菓「若草」は、奥出雲産のもち米を石臼で水挽きして練り上げた求肥に、若草色のそぼろをまぶした餅菓子。茶人として知られた松江藩七代藩主・松平不昧公が詠んだ御歌にちなんで命名されたお菓子で、松江を代表する銘菓として有名なお菓子です。
取扱店 | 本店、シャミネ松江店、一畑百貨店 松江店、イオン松江店、キャスパル店(松江タウンスクエア キャスパル)などの直営店舗、島根県物産観光館、JR松江駅構内売店ほか |
商品 | 若草: (税込)540円(3個入)、(税込)1,080円(6個入)、(税込)1,620円(9個入) |
HP | 彩雲堂 |
2. 風流堂 「山川」
「風流堂」は、創業して約130年の老舗和菓子店。看板商品の「山川」は、しっとりとした口どけの紅白の落雁です。茶人として名高い松江藩主・松平不昧(ふまい)公が好んだとされる菓子で、若草・菜種の里とともに、松江三大銘菓の1つに数えられています。不昧(ふまい)公が詠んだ御歌に由来するもので、紅は紅葉の山を、白は、川(水)を表現しています。
取扱店 | 寺町本店、京橋店、矢田店(本社工場)の直営店舗、一畑百貨店 松江店、宍道湖しじみ館、イオン松江店、シャミネ松江店、島根県物産観光館ほか |
商品 | 山川: (税込)886円(1入)、(税込)1,771円(2入 ) |
HP | 風流堂 |
3. 桂月堂(けいげつどう) 「薄小倉(うすおぐら)」
「桂月堂(けいげつどう)」は、江戸時代から続く老舗の和菓子店。代表銘菓「薄小倉(うすおぐら)」は、蜜漬けにした大納言小豆を、寒天と砂糖で煮固めて、窯で乾燥させたもの。大粒の大納言小豆など上質な素材を使用し、一子相伝の秘伝の蜜に3日間漬け込んだ後、時間と手間をかけて仕上げた老舗の逸品です。地元でも、慶事仏事や贈答など、様々な贈り物のシーンで贈られるお菓子です。
取扱店 | 天神町本店、一畑百貨店 松江店、イオン松江店、シャミネ松江店、島根県物産観光館、JR松江駅構内売店ほか |
商品 | 薄小倉(うすおぐら): (税込)799円(6個入)、(税込)1,058円(8個入)、(税込)1,555円(12個入) |
HP | 桂月堂(けいげつどう) |
4. 中浦食品 「どじょう掬(すく)いまんじゅう」
photo by facebook/nakaurashokuhin
「どじょう掬(すく)いまんじゅう」は、愛らしいひょっとこのお面をモチーフにした可愛いお饅頭。山陰地方のお土産の大定番です。島根の民謡「安来節」に合わせて「どじょうすくい踊り」を踊る際にかぶるひょっとこのお面がモチーフになっています。定番の白餡のほか、抹茶餡、チョコ餡、いちご餡など、季節限定フレーバーも登場しています。思わず、クスっと笑ってしまう可愛いお饅頭なら、お土産に喜ばれること間違いなしです!
photo by facebook/nakaurashokuhin
取扱店 | シャミネ松江店(JR松江駅ビル)、JR松江駅構内売店、島根県物産観光館ほか |
商品 | どじょう掬いまんじゅう: (税込)648円(8個箱入)、(税込)972円(12個箱入) |
HP | 中浦食品 |
5. 福田屋 「柚餅子(ゆべし)」
「福田屋」は、大正2年(1913年)に、松江の地に創業した老舗店。「柚餅子(ゆべし)」は、江戸時代から松江に伝わる伝統銘菓。「福田屋」では、柚餅子の老舗「盛大堂」から継承した伝統の味を引き継いでいます。柚子は、島根県益田の契約農家から仕入れたものを皮ごと使用。柚子の爽やかな香りと風味が楽しめる餅菓子です。
photo by rakuten.co/matsue-fukudaya
取扱店 | 福田屋 中原店、一畑百貨店 松江店、宍道湖しじみ館、イオン松江店、JR松江駅構内売店、松江市内ふくしまスーパーチェーン・フーズマーケットホック(一部店舗除く)ほか |
商品 | 柚餅子(ゆべし): (税込)1,080円(10個箱入)、(税込)1,620円(15個箱入) |
HP | 福田屋 |
お土産におすすめ!松江市の名産品
松江市には、お菓子以外のお土産も充実しています。次に、お土産におすすめの松江市の名産品をご紹介します。
6. 宍道湖しじみ館 「宍道湖産大和シジミ」
「宍道湖しじみ館」は、日本屈指の大和シジミの産地「宍道湖」のほとりに建つ、シジミの展示館。「宍道湖産のシジミ」は、大粒で肉厚な身が特徴で、全国的な知名度を誇るブランドシジミです。館内には、シジミの直売コーナーもあり、漁師から直接仕入れた後、すぐに砂抜き処理をして、販売しています。生シジミは、4月から7月までの旬の時期のみ販売、冷凍シジミは、旬の時期に獲れたものを真空冷凍しています。
取扱店 | (宍道湖しじみ館)島根県松江市千鳥町36番地 |
電話 | (宍道湖しじみ館)0852-21-5252 |
営業時間 | (宍道湖しじみ館)(3月~11月)8:40~18:00 (12月~2月)9:00~17:00 |
商品 | 宍道湖産大和シジミ |
HP | 宍道湖しじみ館 |
7. 青山かまぼこ 「あごの焼き」
「あごの焼き」とは、あご(トビウオ)のすり身に、みりんや酒などの調味料を加えて味付けをし、ちくわのように、棒に巻きつけて焼いたもの。島根を代表する郷土料理の1つです。「青山かまぼこ」は、享保12年(1727年)創業の老舗。島根県沖で獲れた新鮮な飛魚(あご)のみを使用し、島根県産の炭を使って丁寧に炭火焼きして仕上げています。化学調味料や保存料は一切使用せず、飛魚(あご)の旨味がダイレクトに楽しめる逸品。伝統的な本場の製法に基づいて作られた商品を作り続けているとして、「本場の本物」商品にも認定されています。
取扱店 | 青山かまぼこ 本店、一畑百貨店 松江店、島根県物産観光館ほか |
商品 | あごの焼き: (税込)1,296円(三切り)、(税込)1,944円(半切り) |
HP | 青山かまぼこ |
8. 中浦食品 「板わかめ」
「板わかめ」とは、生わかめを板状にして、乾燥させた島根県の特産品です。「島根では、板わかめを手で揉み、温かいご飯の上に振りかけて食べるのが一般的なのだそう。乾燥させただけなので、他のわかめの加工品に比べて、より自然な風味が楽しめます。食物繊維やミネラルなどの栄養素が豊富で、健康・美容効果が高いと言われる「わかめ」。お土産にいかがでしょうか?
取扱店 | シャミネ松江店内中浦本舗、美保関売店なかうらの直営店舗 |
商品 | 板わかめ: (税込)756円(30g) |
HP | 中浦食品 |
9. 松田十郎商店 「鯖の塩辛」
松田十郎商店の「鯖の塩辛」は、山陰沖で獲れたサバを骨・内臓を取り除いた後、ブツ切りにして、半年間かけて発酵・熟成させたもの。漁師町に伝わる昔ながらの製法で、原料は、サバと天然塩のみ!過去にテレビ番組で、「日本一辛い塩辛」と紹介されたこともある珍味で、お酒のお供やアンチョビ風にパスタやサラダなどの料理にも活用できる人気商品です。
取扱店 | (島根県物産観光館)島根県松江市殿町191 |
電話 | (島根県物産観光館)0852-22-5758 |
営業時間 | (島根県物産観光館)9:00~18:00 |
商品 | 鯖の塩辛: (税込)650円 |
HP | 松田十郎商店 |
10. 土江本店 「津田かぶ漬」
「津田かぶ」とは、松江市津田地区一帯で栽培されている伝統野菜。江戸時代の参勤交代によって、近江から伝わったとされる赤かぶの一種で、勾玉(まがたま)のような形が特徴の野菜です。「土江本店」は、津田かぶ漬の老舗で、自社農園で栽培された良質なものを使用し、ぬか漬け、浅漬け、甘酢漬などを販売しています。「津田かぶ漬」は、収穫時期の関係で、11月下旬から1月頃までの期間限定の販売となっています。
取扱店 | 松江市内のみしやま、イオン、Aコープなどのスーパー(一部店舗を除く) |
商品 | 津田かぶ漬 |
HP | 土江本店 |