水戸の名物といえば、何を思い浮かべるでしょうか?水戸には、水戸光圀公にちなんだご当地グルメやB級グルメ、水戸市民にお馴染みのお菓子など、水戸自慢の美味しい名物が盛りだくさん!今回は、水戸の名物ご当地グルメを10個、ご紹介します。
水戸名物を食べる!水戸伝統の郷土料理・ご当地グルメ
1. 黄門料理
水戸といえば、テレビドラマでお馴染みの黄門さまですね!モデルとなった第2代水戸藩主・徳川光圀(みつくに)公は、平均寿命が50歳と言われた時代に、医食同源の思想をもとに漢方を取り入れ、一汁三菜を基本として、73年の長寿を全うしたことで知られています。「黄門料理」は、過去の文献をもとに、光圀公の食事を現代風にアレンジした懐石料理です。光圀(みつくに)公がよく好んで食べていたとされる白牛酪(チーズの一種)や鴨肉入りの餃子など、黄門様ゆかりのメニューを含めた季節のコースがいただけます。現在、市内の9店舗で黄門料理が提供されています。
取扱店 | 五鐵夢境庵、とう粋庵、山口楼本店 ほか |
HP | 五鐵夢境庵、とう粋庵、山口楼本店 |
2. 納豆料理
photo by いばらき観光キャンペーン推進協議会
水戸といえば、「水戸納豆」は外せませんね!もともと、徳川光圀公が、有事の際の備蓄食材として納豆の製造を奨励していたと伝えられています。納豆が水戸名物と知られるようになったのは、明治22年(1889年)頃。水戸鉄道開通後、駅のホームで納豆がお土産として販売されるようになってから。水戸市内では、名物の納豆を使った懐石料理や一品料理、ねばねば食材をご飯の上にのせた「ねばり丼」など、多彩な納豆メニューが楽しめます。
取扱店 | 水戸 山翠、割烹 魚政、喰処・飲処 てんまさ ほか |
HP | 水戸 山翠、割烹 魚政、喰処・飲処 てんまさ |
3. 水戸藩ラーメン
「水戸藩ラーメン」は、食通で知られる水戸光圀公が食べていたとされるラーメンを古い文献をもとに忠実に再現したご当地ラーメンです。食感の良い麺と鶏ガラベースのあっさりとした醤油スープを合わせ、チャーシューやシイタケなどの具材をトッピングするのが一般的。「水戸藩ラーメン」の最大の特徴は、茨城特産のレンコンの粉を練り込んだ特製麺を使っていることと、五辛(ごしん)と呼ばれる「ショウガ、ネギ、ニンニク、ニラ、ラッキョウ」の5つの薬味が添えられていることです。薬味を入れることによって、味変が楽しめるラーメンです。
取扱店 | 大興飯店、石田屋水戸藩らーめん ほか |
4. あんこう料理
photo by いばらき観光キャンペーン推進協議会
茨城の冬の味覚といえば、「あんこう」ですね!親潮と黒潮が交わる茨城の沖合は、日本有数の好漁場となっており、この地域で獲れるあんこうは、特に美味しいことから「西のふぐ、東のあんこう」とも称されるほどです。骨や口以外は捨てることがないと言われ、切り分けた部位は、あんこうの七つ道具と呼ばれています。10月~3月に旬を迎えるあんこう。水戸市内の専門店や居酒屋では、あんこう鍋やあん肝、唐揚げなど、さまざまな調理法であんこうを堪能することができます。
photo by いばらき観光キャンペーン推進協議会
取扱店 | 水戸 山翠、五鐵夢境庵、居酒屋てんまさ ほか |
HP | 水戸 山翠、五鐵夢境庵、居酒屋てんまさ |
5. 奥久慈しゃも料理
「奥久慈しゃも」は、野趣あふれる旨味と弾力のある肉質が特徴の地鶏ブランド。茨城県北部の奥久慈の大自然で、平飼いによって、一般の飼育期間の3倍もの時間をかけて飼育されています。濃厚な味わいなのに、脂肪分が少なく、煮ても焼いても、その独特な歯ごたえが楽しめます。水戸市内では、とろとろ卵の親子丼のほか、しゃも鍋やシンプルに塩焼きなど、多彩な奥久慈しゃも料理が堪能できます。
取扱店 | 水戸 山翠、創作料理 維新、割烹 いづみ ほか |
HP | 水戸 山翠、創作料理 維新、割烹 いづみ |
6. 常陸牛料理
photo by facebook/ibarakikanko
「常陸牛(ひたちぎゅう)」は、きめ細かく、柔らかな肉質と、程よく入った美しい霜降りが特徴の茨城を代表するブランド牛です。ミネラル豊富な飼料を与え、約30ヶ月にわたって、のびのび育てられた黒毛和牛の中から、肉質等級4・5等級に格付けされたもののみ常陸牛に分類されています。とろけるような常陸牛の美味しさを楽しむには、ステーキや焼肉がおススメです!
取扱店 | レストランイイジマ、常陸野ブルーイング水戸、夢浪漫 ほか |
HP | レストランイイジマ、常陸野ブルーイング水戸、夢浪漫 |
7. うなぎ料理
実は、うなぎの名店が多い水戸。かつて、河川や湿地帯が多く、天然うなぎが良く獲れたことから、水戸市内には、創業100年を超えるうなぎの老舗店が点在しています。秘伝のタレで仕上げた伝統のうなぎ料理を、水戸で味わってみてはいかがでしょうか?
取扱店 | ぬりや泉町大通、中川楼、うなぎ割烹 川桝 ほか |
HP | ぬりや泉町大通、中川楼、うなぎ割烹 川桝 |
8. けんちん蕎麦
photo by いばらき観光キャンペーン推進協議会
日本屈指のそばどころとして知られる茨城県。「常陸秋そば」は、香り・味わいに優れ、「玄そば最高峰」と称されるほど、高い評価を得ているそば品種です。茨城県では、根菜が多く栽培されていることもあり、野菜たっぷりのけんちん汁にそばを入れた「けんちん蕎麦」や濃いめのけんちん汁につけて食べる「つけけんちん」を食べる風習もあります。
取扱店 | 常陸秋そば認定店 水府庵、蕎麦処まち庵 水戸エクセル店、そば処 一色 ほか |
HP | 常陸秋そば認定店 水府庵、蕎麦処まち庵 |
地元でお馴染みの味!水戸名物の梅にちなんだ郷土菓子・梅酒
9. 梅酒
偕楽園は、水戸藩第9代藩主・徳川斉昭によって創建されたもので、金沢の兼六園、岡山の後楽園とともに日本三名園に数えられています。梅の名所としても知られ、約100品種3000本ほどの梅が植えられています。毎年、梅の開花に合わせて、水戸梅まつりが開催され、同時開催される全国梅酒まつりin水戸では、全国から集められた約140種類以上の梅酒を飲み比べすることができます。水戸は、関東屈指の酒どころで、梅酒を醸造している酒蔵も多く点在しています。水戸産の梅を使用した梅酒や全国梅酒品評会にて最高金賞を受賞した梅酒など、こだわりの詰まった梅酒が揃っています。
取扱店 | 明利酒類、吉久保酒造、木内酒造 ほか |
HP | 明利酒類、吉久保酒造、木内酒造 |
10. 梅菓子
水戸には、梅の名所「水戸偕楽園」にちなんだ梅の銘菓が数多く販売されています。梅を使ったお菓子は、水戸土産の定番!白あんと求肥を梅酢に漬け込んだシソの葉で巻いた「水戸の梅」をはじめ、のし梅、梅ようかんなど、甘酸っぱい爽やかな梅の味わいを生かしたお菓子が揃っています。梅の里・水戸の旅の思い出にいかがでしょうか?
取扱店 | 銘菓の老舗 あさ川、亀印製菓、木村屋本店 ほか |
HP | 銘菓の老舗 あさ川、亀印製菓 |