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日本は美しい四季に恵まれ、四季折々に違った姿を見せる名所がたくさんあります。今回は、「春夏秋冬訪れたい日本の名所シリーズ」第4弾として、四季を通じて美しい表情を見せる関東屈指の景勝地「長瀞」をご紹介します。
長瀞(ながとろ)
荒川の清流がつくりだした埼玉県北西部、秩父地方にある渓谷「長瀞」。国の名勝・天然記念物に指定されている関東屈指の景勝地です。
奇岩・怪石を縫うようにして荒川が流れ、隆起した岩石が約500メートルに渡って畳を一面に敷きつめたように露出する「岩畳」や高さ数十メートルの絶壁「秩父赤壁」など、素晴らしい景観を望むことができます。
長瀞の名物と言えば「長瀞ライン下り」。船頭さんの話に耳を傾けながら、美しい渓谷美を楽しむことができます。
長瀞の春夏秋冬の風景
【春】「日本さくら名所百選」にも選ばれている長瀞の桜。長瀞周辺にはソメイヨシノを中心に約3000本の桜が植栽されています。特に、長瀞駅から野上駅にかけて約4km続く桜のトンネルは見事です。
【夏】毎年、8月に開催される「長瀞船玉まつり」。約1000基の灯篭流しや万灯船の幻想的な灯りが川面に映り、夜には盛大な花火が打ちあがります。
【秋】岩畳対岸の紅葉は美しく、長瀞ライン下りからゆったりと眺めるのもおススメです。
【冬】冬の長瀞を彩る「ロウバイ」。標高497メートルの宝登山の山頂一帯に約3000本の黄色いロウバイが咲き乱れます。
MEMO
名称 | 長瀞(ながとろ) |
住所 | 埼玉県秩父郡長瀞町長瀞 |
電話 | 0494-66-0307(長瀞町観光案内所) |
HP1 | 長瀞町観光協会 |
HP2 | 長瀞ライン下り(秩父鉄道) |