この記事の目次
日本は美しい四季に恵まれ、四季折々に違った姿を見せる名所がたくさんあります。今回は、「春夏秋冬訪れたい日本の名所シリーズ」第8弾として、四季を通じて美しい表情を見せる京都五山の別格寺院「南禅寺」をご紹介します。
南禅寺(なんぜんじ)
京都五山の別格寺院で、広大な伽藍を誇る臨済宗南禅寺派の大本山「南禅寺」。正応4年(1291)に亀山天皇の離宮を賜り、無関普門禅師(大明国師)が開山しました。
広大な境内には、見どころが多く、石川五右衛門の「絶景かな、絶景かな」の名ゼリフで有名な「三門(重要文化財)」、江戸初期の代表的な枯山水庭園「方丈庭園」、「方丈(国宝)」の狩野派絵師筆による障壁画などは必見です。
境内南奥にあるレンガ造りの建造物「水路閣」。明治時代から琵琶湖の水を京都へ引く水路で、ドラマの撮影に使われるなど、南禅寺を代表する景観の一つです。
南禅寺の春夏秋冬の風景
【春】三門周辺のシダレザクラ、ソメイヨシノ、八重桜は一見の価値があります。
【夏】緑と静寂に包まれた参道もステキです。
【秋】京都屈指の紅葉の名所。三門から法堂への参道や赤レンガの水路閣、塔頭寺院の天授庵などの紅葉は見事です。
【冬】雪化粧した三門へ至る参道。風情ありますね。
MEMO
名称 | 南禅寺(なんぜんじ) |
住所 | 京都府京都市左京区南禅寺福地町 |
時間 | 8時40分~17時(12~2月は~16時30分) |
料金 | 境内自由(方丈庭園500円、三門500円、南禅院庭園300円) |
電話 | 075-771-0365 |
HP | 南禅寺 |