10. 浜田の赤天(あかてん)
photo by 島根県観光連盟
「赤天(あかてん)」とは、赤唐辛子を混ぜた魚のすり身に、パン粉をつけて揚げたもの。島根県西部に位置する港街・浜田市で親しまれてきたソウルフードです。戦後、ハムカツの代用になるものとして、蒲鉾店が考案したのがはじまり。ちょっとピリ辛なところが、お酒のお供に最高!唐辛子が魚の生臭さを消してくれ、浜田市では、お子様から大人まで、幅広く食されている人気の一品です。
取扱店 | 江木蒲鉾店(浜田市)、山本蒲鉾店(浜田市)ほか |
HP | 江木蒲鉾店、山本蒲鉾店 |
島根県民にお馴染みの味!島根名物の郷土菓子・おやつ
11. 出雲ぜんざい
photo by 島根県観光連盟
島根県出雲市は、ぜんざい発祥の地と言われています。出雲地方では、旧暦の10月に全国から神々が集まる「神在祭(かみありさい)」が行われ、その際に「神在餅(じんざいもち)」が振舞われたと伝えられています。この神在餅がなまって、京都に伝わり「ぜんざい」と呼ばれるようになったのだとか。縁結びの神様で有名な出雲大社周辺では、縁結びスイーツとしてもぜんざいが人気!出雲大社参拝の折に、ぜんざいを食べて、恋愛運をアップさせたいものですね!
取扱店 | 出雲ぜんざい餅(出雲市)、日本ぜんざい学会壱号店(出雲市)、くつろぎ和かふぇ 甘右衛門(出雲市)ほか |
HP | 出雲ぜんざい餅、日本ぜんざい学会壱号店、くつろぎ和かふぇ 甘右衛門 |
12. 源氏巻
photo by 島根県観光連盟
「源氏巻」は、薄く焼き上げたカステラ生地で、餡を包み込んだ棹菓子。江戸・元禄年間に、吉良上野介から愚弄された、津和野藩主・亀井茲親(これちか)公の危機を救うため、家老の多胡真蔭が、「小判を包んだような菓子」を渡して吉良上野介の機嫌をとり、藩の騒動を事前に食い止めました。そのお菓子が源氏巻の原型となっており、藩の危機を救った縁起の良いお菓子として、江戸時代から長く親しまれてきた津和野町を代表する銘菓です。
取扱店 | 山田竹風軒本店(津和野町)、三松堂 本店(津和野町)、藤村山陰堂(津和野町)ほか |
HP | 山田竹風軒本店、三松堂 本店、藤村山陰堂 |