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日本は美しい四季に恵まれ、四季折々に違った姿を見せる名所がたくさんあります。今回は、「春夏秋冬訪れたい日本の名所シリーズ」第13弾として、四季を通じて美しい表情を見せる奈良観光の超定番、世界遺産の「東大寺」をご紹介します。
東大寺(とうだいじ)
8世紀中ごろ、聖武天皇が皇太子供養のために建立した華厳宗大本山。若草山の麓に大伽藍を有する巨刹で、奈良の大仏が鎮座する「大仏殿」があまりにも有名な奈良を代表する名所です。
大仏殿に鎮座する「奈良の大仏(盧舎那大仏)」。像高約15m、大仏が座る蓮華座の直径は約18m、右手の掌は約2.5mもある世界最大の金銅仏で、その大きさは圧巻です。
現在の大仏殿は江戸時代に再建されたものですが、こちらも現存する木造建築では世界最大規模を誇ります。
大仏殿の内にある四角い穴があいた柱。穴は大仏の鼻の穴と同じ大きさで、くぐると無病息災のご利益があると言われています。
その他にも広大な境内には、南大門、鐘楼、二月堂、三月堂など、国宝を含む多くの歴史的建造物が点在し、じっくり見て回ると、一日かけても足りないほどです。
東大寺の春夏秋冬の風景
【春】大仏殿前や鏡池、二月堂、三月堂の周辺など、随所に桜の見所が点在しています。
【夏】毎年7月~9月に開催される「ライトアッププロムナード・なら」。東大寺をはじめ、奈良公園一帯がライトアップされ、南大門や大仏殿が幻想的な光につつまれます。
【秋】鏡池の真っ赤なモミジや大仏池のイチョウの紅葉は見事です。
【冬】雪化粧した鏡池と大仏殿。この眺めもいいですね。
MEMO
名称 | 東大寺(とうだいじ) |
住所 | 奈良県奈良市雑司町406-1 |
時間 | 境内自由(大仏殿・法華堂・戒壇堂は時期により異なる) |
料金 | 季節・建物により異なる |
電話 | 0742-22-5511 (東大寺) |
HP | 東大寺 |