鶴岡の名物といえば、何を思い浮かべるでしょうか?鶴岡には、長い間受け継がれてきた伝統の郷土料理やご当地B級グルメ、鶴岡市民にお馴染みのお菓子など、鶴岡自慢の美味しい名物が盛りだくさん!今回は、鶴岡の名物ご当地グルメを6個、ご紹介します。
鶴岡名物を食べる!鶴岡伝統の郷土料理・ご当地グルメ
1. だだちゃ豆
「だだちゃ豆」とは、江戸時代から鶴岡市白山地区で栽培されてきた在来種の高級枝豆。当時、鶴岡市一帯を納めていた庄内藩のお殿様も好んで召し上がっていたと伝えられています。サヤの表面が茶色の毛で覆われ、ふっくらとした身と甘み、トウモロコシのような独特な香りが特徴です。白山地区や寺田地区など、ごく限られた地域で作られたもののみ「だだちゃ豆」と認定されています。収穫時期の7月下旬から9月中旬頃には、県内外から多くの人たちが、だだちゃ豆を買い求めに訪れます。
取扱店 | 百万石の里「しゃきっと」、JA鶴岡ファーマーズマーケットもんとあ~る、産直あぐり ほか |
HP | 百万石の里「しゃきっと」、JA鶴岡ファーマーズマーケットもんとあ~る、産直あぐり |
備考 | 食の都庄内 直売所マップ(PDF) |
2. 麦切り
photo by facebook/tsuruokakanko
鶴岡市は、日本で唯一ユネスコから「食文化創造都市」に認定されている美食の街。海の幸・山の幸に恵まれた鶴岡は、独自の食文化を育んできました。「麦切り」は、庄内地方に伝わる細打ちのうどん。コシが強く、つるつるとしたのど越しの良さが特徴で、水で冷たくしめて、つゆにつけていただきます。市内のそば屋や、定食屋などで提供され、地元では、麦切りとそばが両方楽しめる「合盛り」も人気です。
取扱店 | 寝覚屋半兵エ(ねざめやはんべえ)、庄内ざっこ、庄内庵 ほか |
HP | 庄内ざっこ、庄内庵 |
3. 精進料理
古くから山岳信仰の聖地として信仰を集めた出羽三山。山伏が食べていたという様々な精進料理が伝わっており、奥の細道で有名な松尾芭蕉も出羽三山を訪れた際に精進料理を食べたと言われています。旬の山菜や野菜、きのこなどを使用した料理が1つ1つお膳に並べられて供されます。鶴岡市内の神社や寺、宿坊などで、季節に応じた伝統の精進料理が提供されています。
取扱店 | 羽黒山斎館、湯殿山 湯殿山参籠所 ほか |
HP | 羽黒山斎館、湯殿山 湯殿山参籠所 |
4. 寒だら汁(どんがら汁)
photo by facebook/tsuruokakanko
「寒だら汁(どんがら汁)」は、極寒の日本海で産卵を迎える脂ののった真だら(寒だら)をブツ切りにして、味噌仕立てで煮込んだ庄内地方の郷土料理。身だけではく、肝や白子を余すことなく入れ、寒だらを丸ごと味わう鶴岡を代表する冬の味覚です。もともと、漁師料理として広まり、寒ダラのあらを煮るあら汁というところから「どんがら汁」と呼ばれるようになったとされています。鶴岡市では、毎年1月に「日本海寒鱈まつり」が開催され、どんがら汁が振舞われます。
photo by facebook/tsuruokakanko
取扱店 | うなぎ若林、べんけい、和定食 滝太郎 ほか |
HP | うなぎ若林、べんけい、和定食 滝太郎 |
地元でお馴染みの味!鶴岡名物の郷土菓子・スイーツ
5. あつみ温泉バラ園の薔薇アイス
photo by facebook/rosegardencafeATSUMI
人気の観光スポット「あつみ温泉バラ園」には、約90種3,000本のバラが植栽されています。「薔薇アイス」は、園内のカフェで販売されているアイスで、まるで本物?!と見間違えるほどバラの花そっくりのアイスです。フレーバーは、赤いバラ(カシス)、白いバラ(バニラ)、黄色いバラ(マンゴー)、緑のバラ(ピスタチオ)、ピンクのバラ(イチゴ)、黒いバラ(ベルギーチョコ)の全6種類。バラのお花に囲まれながら、可愛い薔薇アイスを楽しむのもいいですね!
photo by facebook/rosegardencafeATSUMI
取扱店 | ローズガーデンカフェRose Garden Cafe |
HP | ローズガーデンカフェRose Garden Cafe |
6. からから煎餅
「からから煎餅」とは、三角形に織りこまれた黒糖入りのお煎餅で、中には、小さな民芸玩具や小物が入ってます。江戸時代から庄内地方に伝わる郷土菓子で、振るとカラカラと音がすることから、「からからせんべい」と呼ばれるようになったと言われています。中のおもちゃは、150種類以上で、ほとんど手作りで作られています。何が入っているのかワクワクしながら食べられるお菓子です。
取扱店 | 宇佐美煎餅店 |
HP | 宇佐美煎餅店 |