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トゥルム遺跡(Tulum)
トゥルム遺跡は、14世紀末に栄えたマヤの城塞都市。メキシコのカンクンから南に約130km、ユカタン半島のカリブ海に面したマヤ文明の最後の都市といわれています。
「マヤ・アーチ」をくぐり遺跡内部へ。マヤ・アーチを抜けると、広大な遺跡群が広がっています。
中央神殿「エル・カスティージョ」。トゥルム遺跡の聖域だったと考えられています。
「降臨する神の神殿」。神殿入口の上に逆立ちをしたような人物像(天から降臨する神のレリーフ)が刻まれています。
「フレスコ画の神殿」。内部にマヤの神々が描かれたフレスコ画が残されているそうです。
「ハラチ・ウィニクの家」。大きな建物跡で支配階級の住居跡だそうです。
「風の神殿」。小高い丘の上にあり、基礎部分が円形になっているのが特徴です。
遺跡の後ろには美しいカリブ海
トゥルム遺跡は歴史的価値もさることながら、そのロケーションも大変魅力です。
背後には、美しいカリブ海が広がっています。
このような階段が設けてあり、遺跡から直接ビーチに降りることができます。
遺跡とビーチとは、なんとも不思議な組み合わせですね。
断崖の上で威容を誇る遺跡と背景には美しいグラデーションを見せるカリブ海。こんなにも美しい景色に恵まれた遺跡はなかなか無いと思います。一度は訪れてみたいスポットです。