この記事の目次
- 1. ザ・ウェーブ(The Wave)/アメリカ
- 2. デッドフレイ(Deadvlei)/ナミビア
- 3. アンテロープキャニオン(Antelope Canyon)/アメリカ
- 4. バングルバングル(Bungle Bungle)/オーストラリア
- 5. 白砂漠(White Desert)/エジプト
- 6. ホースシーフ谷(Horsethief Canyon)/カナダ
- 7. グランド・プリズマティック・スプリング(Grand Prismatic Spring)/アメリカ
- 8. ナイカ鉱山(Naica Mine)/メキシコ
- 9. ペインテッド・ヒルズ(Painted Hills)/アメリカ
- 10. 石林 (Stone Forest)/中国
- 11. ウェーブ・ロック(Wave Rock)/オーストラリア
- 12. フライガイザー(fly geyser)/アメリカ
世界中に数多ある絶景スポット。今回は、その中でも「ココはどこ?」「本当に地球!?」と思わず叫んでしまいそうな奇妙な絶景スポットを12ヶ所、ご紹介します。
1. ザ・ウェーブ(The Wave)/アメリカ
アメリカ・アリゾナ州、バーミリオン・クリフ国定公園のコヨーテビュート・ノース地区にある砂岩からなる流線形のキャニオン「ザ・ウェーブ」。1億9000万年前のジュラ紀の地層と長年の風雨によって造りだされた縞状の波模様が広がる不思議な空間です。
2. デッドフレイ(Deadvlei)/ナミビア
ナミビア・ナミブ砂漠にあるデッドフレイは、地下水脈の変化により湖が干上がってしまった湖の跡地で、「死湖」と呼ばれている場所。ひび割れた地面の上に、枯れ果てて、炭のように黒くなった木々が並んでいます。
3. アンテロープキャニオン(Antelope Canyon)/アメリカ
アメリカのアリゾナ州にある、水と風と大地が長い年月をかけて創り上げた造形美が素晴らしい渓谷。波打つような岩と光の当たり具合でできる陰影が幻想的な世界を創りだしています。一番の見所は、太陽の光が狭い渓谷内に差し込むポイント。太陽が頭上に来る時間帯には神々しい光が天から差し込みます。
4. バングルバングル(Bungle Bungle)/オーストラリア
オーストラリア北西部に位置するパーヌルル国立公園内に連なる奇石群「バングル・バングル」。その形と模様からミツバチの巣箱とも呼ばれ、ここでしか見れないユニークな景観が広がっています。2000万年にもおよぶ風雨の侵食によって形成され、この独特な縞模様は、微生物が繁殖しやすい黒の粘土層と鉄分を多く含んだオレンジ色の砂岩層が重なってできたものです。
5. 白砂漠(White Desert)/エジプト
エジプトの首都カイロから南へ450キロ、サハラ砂漠から続く西方砂漠に広がる「白砂漠」。その名の通り、見渡す限り一面に白砂の大地が広がる凄い所。この一帯はもともと海の底で、この地に積ったサンゴの死骸などが石灰となり、それが長い年月を掛けて風に削られてできたそうです。
6. ホースシーフ谷(Horsethief Canyon)/カナダ
カナダ・アルバータ州の広大な大地に薄茶色の小さな丘が無数に連なる不思議な谷「ホースシーフ谷」。氷河が溶けた水によって大地が侵食されてできたもので、作物が育たない土地柄からバッドランド(Badland)とも呼ばれています。
7. グランド・プリズマティック・スプリング(Grand Prismatic Spring)/アメリカ
グランド・プリズマティック・スプリングはアメリカのイエローストーン国立公園内にある直径約113メートル、深さ48メートルにも及ぶ巨大な泉。泉の周囲がカラフルな色に変色している珍しい泉です。
8. ナイカ鉱山(Naica Mine)/メキシコ
メキシコのチワワ州にある「ナイカ鉱山」。この鉱山の地下約300mにある洞窟は通称「クリスタルの洞窟(Cueva de Los Cristales)」と呼ばれ、地底に巨大なクリスタルの森が広がっています。現在は洞窟保護のために閉鎖されていますが、まさに人を寄せ付けない秘境、地球の神秘を感じる場所です。
9. ペインテッド・ヒルズ(Painted Hills)/アメリカ
アメリカ・オレゴン州のジョン・デイ化石層国定公園にある「ペインテッド・ヒルズ」。その名の通り、絵具で描いたような色鮮やかな地層の丘が点在しています。独特な赤土の地層は約3500万年前に起こった火山活動により形成され、川の氾濫が多かった時代だったため、このような地層になったといわれています。
10. 石林 (Stone Forest)/中国
中国・雲南省にある高さ約30mのそり立った奇岩が森のように連なる「石林」。約3億年前に石炭岩層が溶解されて形成されたカルスト地形は、「中国南方カルスト地」として世界遺産に登録されています。
11. ウェーブ・ロック(Wave Rock)/オーストラリア
西オーストラリア州のハイデンにある高さ15m、長さ100mもの巨大な一枚岩。その形と模様が、まるで大きな波のように見えることから「ウェーブ・ロック(波の岩)」と呼ばれています。27億年前に雨風などの浸食で形づくられたもので、人工的に作られたんじゃないかと思うほどの鮮明な模様と滑らかな形状が特徴です。
12. フライガイザー(fly geyser)/アメリカ
アメリカ・ネバダ州のブラックロック砂漠にある間欠泉「フライガイザー」。1916年、井戸の採掘中に偶然温泉を掘り当ててしまったもので、絶えず温泉が湧き続け、温水に含まれる炭酸カルシウムが積み重なって、このような奇妙な形になったそうです。