立石寺(山寺)
慈覚大師が貞観2年(860)、清和天皇の勅許を得て創建した天台宗の古刹です。山門から奥の院に続く参道石階には句碑や板碑、幾多の堂塔があり神聖な雰囲気が漂います。元禄2年(1689)松尾芭蕉もここを訪れて『閑さや岩にしみ入る蝉の声』の名句を残しています。
蔵王
奥羽山脈の一部を構成する連峰。最高峰熊野岳を中心に地蔵山、刈田岳など多くの山々が連なり、春の新録、夏の高山植物、秋の紅葉、冬はスキー、樹氷の山として四季を通じて多くの登山客に親しまれています。
山居倉庫
明治26年(1893)に建てられた米保管倉庫で、米どころ庄内のシンボル的存在です。敷地内には酒田市観光物産館「酒田夢の倶楽」、庄内米歴史資料館が併設され、映画「おくりびと」に登場した倉庫としても人気の観光スポットとして多くの観光客が訪れます。
上杉家廟所
上杉家の初代謙信から12代斉定までの歴代の藩主の墓所。杉木立に囲まれた敷地の中央に謙信公の祠堂が配され、中央から左へ2代景勝公、4代綱勝公、6代吉憲公、8代宗房公、10代治憲公、右へ向って3代定勝公、5代綱憲公、7代宗憲公、9代重定公、11代治廣公の祠堂が並んでいます。国の指定史跡。
羽黒山
1400年前に開山。月山、湯殿山とともに出羽三山の一つで「修験道」の霊地です。参道には国宝の「羽黒山五重塔」があり、山頂までの2446段の石段を終えると、「羽黒山三神合祭殿」が神聖な雰囲気を漂わせています。