ワット・ローカヤ・スター(Wat Lokayasutha)
タイのアユタヤ県にある仏教寺院跡「ワット・ローカヤ・スター」。アユタヤ王朝中期に建立された寺院で18世紀後半、ビルマ軍によりほとんどが破壊されてしまいました。荒れた遺跡には大きな仏塔がひとつ残る青空寺院です。
全長28mの巨大な涅槃仏
仏教寺院の廃墟に多くの人が訪れる理由は、寺院の入り口にある全長約28メートル、高さ約5メートルもある巨大な涅槃仏。
ビルマ軍の猛攻に遭い寺院のほとんどは破壊され、涅槃仏も大きな損害を受けましたが、1956年に復元されました。
仏陀が入滅するときの姿を描いたもので、北枕で横たわっています。穏やかな表情は訪れる者を包みこむようですね。